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2012年08月25日20:01

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まあ、こういう場合は、自己責任なんでしょう

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2127534&media_id=2

 就業体験をするためにルーマニアを訪れた聖心女子大の学生が、現地の人間に強姦されて殺された事件については、まことに痛ましい限りである。

 でも厳しい言い方になるが、最終的には誰のせいでもなく、自己責任ということになるのだろう。

 仲介をした「アイセック」の責任を問う声も多いし、たしかに治安の悪い東欧に於て、夜中に移動させるようなスケジュールを策定するあたり、リスク管理に対するセンスが欠如しているんじゃないかと言いたくなるが、そうした計画に乗っかったことも含めて、本人の責任ということになる。

 昔から「日本人は水と安全はタダ」だと頭から思いこんでいると言われ、実際、こういう事件を見ても、すっかり平和ボケしてしまっているんだなあと言わざるを得ないが、先日のシリアでの女性ジャーナリストの遭難事故を見れば明らかなとおり、日本から一歩外に出たら、基本的には自分の身は自分で守るしかない。危険なところに行くのも、その結果、命を落とすのも、すべて自己責任である。

 本件に関して言えば、知らない男に声をかけられて、ノコノコとついていくところが、そもそも軽率である。日本国内ならばいざ知らず、海外ではこういう軽率さ自体、重大な過失と見なされるし、殺されたって文句は言えないと言われても仕方がない。

 学生時代の旅行は、現地での苦労も含めて後々の「良い思い出」になるのだろうが、それも生きて帰ってこその話であり、今回殺害された女子学生のように殺されてしまっては何もならない。

 だからと言って、旅行会社の添乗員つきで、何にも考えず何にもしなくていいようなパック旅行に行ったところで、何にも得るものはないであろう。慣れない旅先での危険や苦労や失敗があってこそ、旅から人はいろいろなことを学ぶのだろう。

 「苦労したけど楽しかった」と言えるか、彼女のように思い出を回想することさえできない姿で日本に戻らなければならないかは、本人のちょっとした「心がけ」「リスク管理能力」の差によるものなのかも知れない。
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