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2012年08月12日17:14

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姪っ子の間合い。


昨日から再び三重県に戻っております。

病院のエレベーターにて。
姪っ子と私の会話。


「え?!たかピーってピーマン食べられやんの???」

「食べられるよ(キッパリ)。
 食べられるけど、上野平の方のおじいちゃんからの遺言でな、
 ピーマンだけは食べたらあかんって言われとるんさぁ。」

「でもうちのお母さんはピーマン食べとるに。」
 
「ちゃうんさ、長女はええんさ。
 上野平家の次女だけは食べたらあかんっていう遺言なんさ。
 たかピーは、ほんまはピーマン食べたいんやけど…」


と、ふいに、一緒に乗っていた、点滴台を携えた入院患者とおぼしき女性が
「ぷぷーっ」と、笑う。


「あ、すいません、笑っちゃいけない、笑っちゃいけない、と、思っていたんですけど…すいません…」

「あ、いえいえ手(パー)あせあせ(飛び散る汗)


点滴台の女性は肩を震わせながら先に降りていった。


「笑われてしもたやんか〜」と、姪。

「あほやなぁ、面白いことがあったら誰かに話したくなるやろぉ?
 今の人かてお隣さんや家族の人に多分話すやん。
 そしたら他の人も笑うことになるやろぉ?
 笑顔の輪ぁが広がる…たかピーは最初っからそれを狙っとったんやん。
 まぁ、そういう高度な大人の心の機微は、
 まだ中1の君には理解が難しいかもしれやんけどな〜。」


「じゃあほんまはピーマン食べられるんや。」

「だ〜か〜ら〜、それは上野平の方のおじいちゃんの遺言でぇ…」

「もぉええわ。」


さすがお笑いを目指す姪っ子、〆の間合いが絶妙指でOK
思わず「ありがとうございました〜!」って、言いながらエレベーターを降りていきそうになるほどでした。



今日も海と空が青いですぴかぴか(新しい)






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