■柔道男子、史上初の金ゼロ…上川、2回戦で散る
(読売新聞 - 08月03日 18:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2106521&media_id=20
いまオリンピック種目として国際的に行なわれている「JUDO」は「柔道」とは似て異なる競技である。
「柔道」は「一本」を取ってこその競技であるが、「JUDO」は「技あり」とか「有効」とか、わけのわからないポイント制にしてしまった結果、格闘技でありながら、まともに組もうとしないような競技者も少なくない。
ポイントをちゃっかり稼いで、セコく立ち回ることに長けた競技者が勝つ一方で、試合運びの要領がイマイチだと、柔道家としての技量は素人が見ても明らかに優秀であったとしても、必ずしも結果に結びつかない。
何やら、サラリーマンの世界の縮図を見せられているみたいであり、観戦していても面白くもなんともない競技になってしまっている。
これでは明らかに国際競技としても自殺行為であり、このままでは先行き、あまり誰からも支持されないような、つまらない競技に堕してしまう可能性大である。
ここはやはり、「柔道」の本家本元である日本の出番である。
「いまの「JUDO」は本当の「柔道」とは似て異なるものである」「こんなものは真の「柔道」とは言えない」と断定して、いますぐ「国際柔道連盟」を脱退するのだ。
当然の事ながら、オリンピックを含めた「JUDO」の国際試合から日本人選手は全部引き揚げさせるのは言うまでもない。
そして「国際「真」柔道連盟」なる組織を設立して、格闘技としての原点に立ち返った、「一本」奪取を主体とする新たなルールを制定し、「国際柔道連盟」とは別路線での国際大会を主催すればよいのだ。
最初は日本以外の国は面食らうだろうし、なかなか理解が得られないかも知れないが、「世界のD通」あたりと手を組んで、国際的に認知を得られるよう、あらゆる手段を使って、広報活動やら啓蒙活動を展開すれば、徐々に「JUDO」よりも「真・柔道」の方が面白いということが認められるようになるであろう。
なにしろ「柔道」の本家本元である日本が「国際柔道連盟」から脱退して、「いまの「JUDO」などは邪道である」「真の柔道とは似て異なる偽物である」という主張を徹底的に展開するのであるから、「国際柔道連盟」としては相当にダメージがあるに違いない。これに比べたら、日本のプロ野球選手会に不参加表明された「WBC」のダメージなどはダメージのうちにも入らないほど些細なものであろう。
ということで、やがて「JUDO」は廃れ、「真・柔道」によって日本は再び柔道界でイニシアチブを回復するというストーリーになると、ちょっと面白いのだが如何なものか。
いずれにせよ、いまの「JUDO」は見ていて、ちっとも面白くないのである。
「あんな競技で「金メダル」なんか取らなくて良かったね」と日本人選手たちには言って慰めてやりたい。
尤も、本当に強くて上手い選手で、技量に於て圧倒的に桁外れであったとすれば、ルールがどうであろうと、最終的には勝つんだろう。そういう意味では、日本人選手の相対的な力量が国際的に見て低下してきているのは確かなんだろうと思う。
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