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2012年08月03日21:52

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野付半島

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開陽台で景色を堪能後、時間は まだ午前11時すぎだったので
次はトドワラを見る為に野付半島を目指すことにした。
北海道の東側にあるエビの尻尾みたいな半島です。(^^ゞ

北19号ミルクロードを東へ進み、中標津の市街地を経由せずに標津に向かう。
途中、左折する箇所を間違えて直進した為、標津のサーモン科学館の側を通過する予定が
標津の手前で国道272号に出てしまった。(^^ゞ
まぁそれほど距離は変わらないので良しとした。

本当なら釧路から道東の酪農地帯を突っ切って2時間掛からない位で標津に到着する。
その場合、ずーっと内陸を走ってきて、標津の手前の ゆるい下り坂で突如見える
海に感動する訳だが、今回は開陽台で高い所から既に海岸線を見てしまったので、
ちょっと感動が少ない…。(^^;

ただ標津にて右折して海岸線を南下するのだが、左手には国後島がハッキリ見える!
5分ほど走ると、いよいよ野付半島への入り口である野付風連公園線へ左折して
野付半島を突っ走る。右側の景色も野付湾の水辺が現れ、両側の景色が海となる。

この道路は別名、フラワーロードとの愛称も付けられており、途中のパーキングにて
水平線に浮かぶ国後島と原生花園での花が楽しめる。
この時は、赤紫色のハマナスの花と、山吹色のエゾカンゾウの花が湿地の草原に
たくさん咲いていました。

続いて現れるのがナラワラである。右手の野付湾側にミズナラの木が海水に浸食され
立ち枯れている異様な光景の場所である。

車を更に走らせると野付半島ネイチャーセンターに到着する。
建物正面の道路を渡ったコンクリート壁には、距離16kmの近くて遠い島である
国後島の姿が書かれた看板があり、水平線には本物の国後島が間近に見えるのである。
まさしくロシアとの国境です!(返せ北方領土!)

2階建てのネイチャーセンターには、動物の はく製やら歴史を紹介したパネル、
食堂や土産屋もありました。トドワラも ここから野付湾方面へ徒歩か観光花馬車で
向かうとの事。ちょうど お昼になったので、西別岳の頂上で食べる予定だった
おにぎりを車の中で食べる事とした。が、建物の外に出ると痛恨の雨!(^^;
まぁ登山ぢゃなくって良かった…。(^^ゞ

昼食を取り終えても まだ雨が降ったり止んだりしていたので、仕方ないので
車で野付半島の先っぽまで行ってみることにした。実際は、野付崎灯台の手前までしか
車で行けなかった。徒歩だと、まだまだ先っぽまで行けるみたいです。

ネイチャーセンターの駐車場まで戻り、雨が小雨になったのを見計らって
登山での非常用に持っていたレインコートを着込んでトドワラを見に出掛けた。
原生花園の中を写真を撮りながら進んでいると、いつしか雨は止んでいた。ラッキー!
運行を再開した観光花馬車に途中で抜かれたが、花を見るなら徒歩がベストです。

そして いよいよトドワラ観光である。ちなみにトドワラとは、トドマツの木が
海水に侵され風化した枯木が横たわる奇妙な景観の場所の事を言う。

桟橋の様な木道を進むと、その白く立ち枯れた木々の無残な姿が現れる。
う〜む、確かに異様な光景である。まさに 木の がい骨?墓場?(^^;
まぁ、これが自然ってやつだね!
なんか ちょっと淋しい気分にもなる。
そして文字通り、最果ての地って感じで…。(^^ゞ

気を取り戻して来た道を戻るが、海を横切る桟橋の木道と石の橋が見えたので、
そちらにも行ってみた。ちょうど潮が満ちてきていたので ちょっと怖かったが
揺れる木の桟橋を渡りきり、石の橋の上で ぐるり景色を眺める。
野付半島が細い何本もの砂州で出来ている事が分かった。

時間はそろそろ15時に近づいていたので、足早にネイチャーセンターまで戻った。
本当は、根室の納沙布岬を周ってから帰ろうと思っていたが、距離も結構あるので
今回はパス。まぁ、西別岳登山の予定を変更してのドライブ観光だったので、
天気は悪かったけど、それなりに満足でしたよ!


以上、野付半島レポートでした!(^^)v


フォトアルバムにも写真を掲載してますので、見てみてね!

http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000068266530&owner_id=6137219
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