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2012年06月26日01:00

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杉良太郎はエライ

刑務所の「株式会社化」を提案
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2060583&media_id=2

 ホント、日本の政治家は杉良太郎の爪の垢でも煎じて飲んだ方が良いのかも知れない。

 シャバで食うや食わずの思いをするよりは、刑務所の中で衣食住が保障された生活を送りたいということで、捕まるためにわざわざ悪事を働く輩も少なくないと聞く。先日などは死刑になりたくて、何の関係もない通行人を2人も殺したキチガイもいた。こういう連中を真面目な勤労者の血税で養うというのは、国民感情としては許し難いものがあると前々から思っていた。

 どうして民主党の閣僚たちは、杉さまみたいな大胆な発想ができないのだろうか。次の選挙では惨敗して地獄を見るのは間違いないんだろうけど、民主党というのは要するに「実務能力のない自民党」だったんだという説に僕は全面的に賛同したい。

 刑務所に限らず、民営化できるものは民営化すれば良いと思う。民営化できない理由をあれこれと並べ立てるのは、官僚の得意技であるが、要するに彼らは基本的に民間は馬鹿だと思っていることと、自分たちの権益を侵害されることを警戒しているのと、天下り等で美味しい思いをするチャンスが減ると思っていることが背景にあるのは疑う余地がない。

 でも実際には刑務所だって民営化は可能である。否、あまり知られていないが、いまでも既に民間企業に業務委託している刑務所が全国に何ヶ所かある。

 詳しい事情は書けないが、僕は何年か前に少々理由があって、栃木県の喜連川というところにある刑務所に受刑者の面会に行ったことがある。そこの刑務所は某大手警備保障会社が全面的に業務運営を受託しているのだが、きわめて明るく清潔かつ近代的な設備にまず圧倒された。受刑者は刑務所内は一定の範囲内で自由に動き回ることが許されているのだそうであるが、受刑者の洋服にICチップが埋め込まれているので、中央の管制塔で各受刑者の行動は全部把握可能なのだそうである。

 杉さまが言うように、受刑者を労働力として活用することで、運営コスト分くらいを稼ぎだすことは工夫次第で可能だろうし、業績と処遇を連動させるといった仕組みを導入すれば、受刑者たちも真剣に働くに違いない。受刑者の中には経済事件等で収監されたような「人材」も少なくないだろうし、そういう連中は下手な堅気よりもよほど知恵も回るだろう。いろいろとビジネスのアイデアを出させたり、単に肉体労働だけにとどまらず、企画や立案、経理財務といった頭を使う仕事に於ても適任者はいるだろう。考えようによっては、埋もれた人材の宝庫かも知れない。

 刑務所に限らず、民営化できるものは他にもたくさんある。清掃・ごみ処理、公営交通(バス、地下鉄等)、郵貯などは言わずもがなである。自衛隊や警察だって検討可能であろう。公務員そのものも民営化できるかも知れない。

 要するに非効率で市場原理が働かない部分にメスを入れることで、効率化が図られ、新たな需要や雇用が喚起される可能性があるのであれば、聖域を設けずにどんどんと検討の俎上に載せれば良いのだ。

 あれこれと理屈をつけて阻止しようという官僚の口車に乗せられて、何も考えずに官僚の作文の棒読みしかできないような民主党の閣僚はもうお引き取りいただくしかない。



≪法務省から、刑務所運営アドバイザーの「特別矯正監」を委嘱された俳優の杉良太郎さんが25日、省内で記者会見し「受刑者の処遇に税金を使わない形を検討すべきだ」と述べ、刑務所の株式会社化を提案した。

 杉さんは滝実法相から委嘱状を手渡された後、会見で「被害者より受刑者を手厚く保護するのは不公平。受刑者が働いて自分のことは自分でやり、被害者に少しでも償えるシステムが必要だ」と指摘。株式会社化のビジョンとして「例えば広島刑務所なら魚介類を養殖して輸出するとか、(地域の)特色を生かしてブランド化すれば採算も取れるのではないか」と話した。

 また、死刑囚が、懲役囚のような刑務作業に携わることがない現行の制度について「死刑囚でも働いて被害者に償いたい人はいるはず」として、死刑囚が働ける制度への変更も提案。「旧態依然とした考え方を変えていくべきだ」と訴えた。≫

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