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2012年05月25日20:46

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蒟蒻畑は、悪くないのに。

■こんにゃくゼリー男児死亡訴訟、両親の控訴棄却
(読売新聞 - 05月25日 13:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2027380&media_id=20

こんにゃくゼリーは、スゴイ。
あのゼリーが実は蒟蒻で出来ているのだ。
何度食べても、蒟蒻だなんて思って食べたことがない。
食感からして、硬めのゼリーとしか思えない。
僕は、こんにゃくゼリーを開発したマンナンライフは、スゴイ発明をしたと思う。

そして、僕の嫁は蒟蒻畑が大好きだ。
一緒に暮らし始めた当初、冷蔵庫の中には、蒟蒻畑が必ず一袋は入っていた。

蒟蒻畑による、高齢者や幼児の死亡事故があり、一時期、店頭から蒟蒻畑が消えた時、僕の嫁は、凄くガッカリしていた。
蒟蒻畑は、悪くないのに。そう言っていた。

僕の家族に、息子が一人加わり、離乳食が始めまった頃、店頭に再び並び始めた蒟蒻畑は、今度は、僕の家の冷蔵庫から消えた。

嫁は、蒟蒻畑が嫌いになったのか?
そうではない。
離乳食になる息子に配慮して、しばらく蒟蒻畑を食べるのを控えたのだ。

今回の訴訟で原告の亡くなった男の子は、大変不幸だったと思う。
こんにゃくゼリーの危険性を知ってか知らずかはわからないが、この両親に過失はあるにせよ、それを責めるのは、あまりに酷だ。
これは、餅を喉につまらせて亡くなるのと、同じくらい不幸な事故だからだ。

だが、過失で言うなら、蒟蒻畑にも過失はない。蒟蒻畑じたいに危険な原料が用いられているわけではないのだ。
そして、喉に詰める危険性を充分知った上で食べるなら、蒟蒻畑は、餅と同じく美味しく食べられる食品だからだ。

それでも、マンナンライフは誠実に対応したと思う。
一時期、店頭から商品を引き上げ、事故対策に努めたのだ。これは、マンナンライフからすれば、大損害である。
餅で、こんなことになった試しがあるだろうか。

子供を持つ親として、やりきれない気持ちはよくわかる。
しかし、過失は、蒟蒻畑にあるわけではない。
僕の嫁のように、子供が小さい間は、蒟蒻畑じたいを控えるという選択肢もあるのだ。

僕の嫁が、言っていた。
蒟蒻畑は、悪くないのに。
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