mixiユーザー(id:47361257)

2012年05月21日13:23

30 view

連帯責任のもとでの禁酒令

福岡市職員 外出先1か月禁酒へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2021949&media_id=2

いわゆる連帯責任というやつだろうか。
最近、公務員の問題として似たようなニュースに、大阪市職員の入れ墨問題があった。
あれも、もともとは、大阪市職員の不祥事がきっかけとなり、市職員全員の入れ墨検査にまで至るところとなった。

僕は、個人的には、大阪市職員の入れ墨問題に関しては、仕方ないかなと思っている。
しかし、福岡市の、この市長の指示には、頭を傾げざるを得ない。

今回の不祥事、これは職務時間外に起こった事だ。
ここが、大阪市の場合と大きく違う点だ。
そして、このプライベートの時間まで、市長が職員を管理する権利が市長にあるのだろうか。

言っておくが、街中で酒を飲んで、暴れたり、問題を起こす人は、別に公務員に限った話でない。
これを酒のせいにするなら、禁酒法でも作って、酒そのものを違法にするしかない。

だが、これは酒の問題だろうか。
酒を飲む人の酒癖の問題で酒の飲み方の問題ではないのか。

となると、果たして、福岡市職員全員に外での飲酒を禁止したところで、問題を起こした人が反省し、自制しないことには、何の意味もない。
こういった連帯責任は、単に市長の自己満足に過ぎず、真面目に働いている、他の職員に対して、大変失礼だ。

前にも、何かの日記で書いたのだが、今回のような不祥事があった時、公務員が酒を飲んで人を殴ったと言われがちだが、本当は違う。
酒を飲んで人を殴ったヤツが、公務員だったというだけの話だ。

福岡市職員が全て悪いのではない。
酒を飲んで人を殴った、この福岡市職員が悪いのだ。
他の真面目に仕事をしている福岡市職員だって、迷惑してるのだ。

さっきも書いたが、酒を飲んで暴れる人は、世の中には、公務員でなくてもいくらでも居る。
要は、飲む人個人の自制心の問題だ。

もし、福岡市市長がこの問題を憂慮すべきなら、酒を飲んで問題を起こした職員に対して、厳罰を与えるべきで、真面目に働いている職員に対しては、市長はむしろ守るべきなのだ。
それが上に立つ者の度量というものだ。
7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する