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2012年05月15日20:02

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子供にとって、母親とは。

■餓死2歳児、紙おむつ・段ボール・髪食べ腸閉塞
(読売新聞 - 05月15日 10:47)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2015992&media_id=20

自分の息子を失った後、この母親は、何を感じるのだろう。

僕と嫁は、婚姻関係を結んでいるが、家族であっても本当の意味では、他人だ。
これは、僕が嫁をどれほど愛していようと、どうすることもできない。
戸籍上の繋がりである。

だが、僕と2人の息子、そして、嫁と2人の息子、この間には、家族としてだけでなく、血の繋がりがある。
そして、2人の息子を通して、僕と嫁は血の繋がりがある。
子は鎹とは、よく言ったものだ。

それだけでも、僕にとって、息子というのは、かけがえのない存在であり、守るべき存在だ。息子には、僕と嫁がどうすることもできない、かけがえのない繋がりを与えてもらっている。

これは、子供ができるまで、僕には、理解できなかった気持ちであり、子供には感謝している。
そして、僕は息子を愛している。

先日、長男と2人、リビングでゴロゴロしていると、長男が何を思ったのか、僕に向かって、こう言った。

「パパ、はるちゃんのそばにずっと、ずっと、一緒にいてね。」

僕は、その言葉に息子なりの僕への愛情表現を感じ、隣りでゴロゴロしている息子が、いとおしくなり、ギュッと息子を抱きしめた。

こういうニュースを読むと、僕は、本当に親の気持ちより、亡くなった子供の気持ちを思い、本当にやるせない気持ちになる。

この子供にとって、たった一人のお母さん。
このお母さんの存在とは、どんなだったろうか。
僕は、それでも、子供はお母さんが大好きで、いつまでも、ずっと、ずっと、一緒にいてほしい存在であると思っている。

自分の息子を失った後、この母親は、何を感じるのだろう。
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