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2012年05月12日06:11

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東電ネタ(事業計画・他

 1日朝日。福島第一原発1号機。緊急時にIC(非常用復水器)を使わずに対処する手順書になっていた。昔の手順書や、同型の敦賀原発1号機ではICを優先する内容であったのにもかかわらず。IC優先であればメルトダウンを遅らせることが出来、他の炉の対処について時間的余裕を稼ぐことが出来、水素爆発などは防げた可能性がある。手順書改訂に疑問、と。




 2日読売。東電は企業年金削減のため、OB1万5千人に対し同意書(削減するには法的に必要)を発送しだした。3分の2の同意が得られれば、10月分から削減。ただし反発が大きく、事前調査では同意は3分の2に達しなかった。

→ 東電はOBまで腐ってる?




 8日各紙。東電の新社長として、広瀬常務(一時企画課長を務めたものの基本は営業畑出身、原発事故賠償を担当)が内定。勝俣・現会長や、西沢・現社長らの企画畑派閥ではない。

→ この人、どんなキャラだか知らないんだけど。いかに、従来の傲慢経営を脱することが出来るか。。。




 10日各紙。政府は家庭用電力料金10.28%の値上げを含んだ東電の総合特別事業計画を認定した。政府からは1兆円資金援助、柏崎刈羽原発は2013年4月から再稼働。東電総合特別事業計画認定について。東電の抵抗を押し切り実質国有化を決めさせた点、社内カンパニー制を導入し将来の分社化(発送電分離)に含みを残した点は○。

→ 値上げと再稼働が繰り込まれている点が問題か。下河辺氏に新会長を無理くり引き受けて貰った代償がこれでしょう。認定されたのは計画であって、実際に値上げが承認されるかどうか?はまた別問題、その時にリストラ状況なども見て判断される筈だけど。世論の反発が激しそう。

 特に、柏崎刈羽原発の再稼働が早すぎる。いずれ再稼働させるのはアリかもしれないけど、二次ストレステストも、本格安全対策もいずれも来年春までに終わるとは思えないから。だいたい、規制庁すら作るのに手こずってるのに...

 夏の電力需給で見ても、火力発電所の大増設がなっている東電、今夏の関電ほどの危機はないハズ。せめて、この再稼働計画だけでも、本格安全対策後、とするべきだと強く思う。

 まぁ、これも地元が認めるとは思えないので、再稼働は事実上もっと先になるとは思うけど。それにしても政府は、電力問題、やり方が下手すぎ。




 11日読売。経産省は、東電が家庭用電気料金値上げを申請した(11日付)のを受け、査定する有識者委員会を設置する。

→ 客観性を持たせるため、と言うけれど。アリバイ作りに使われかねない。人選によほど注意しないと、経産省や東電の息がかかった委員が追認するだけの機関になりそう。
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