5日夜のニュース。本予算成立。でも特例公債法案など執行法が通ってないし、日銀審議委員などの国会同意人事もまだ。国会の難局はまだまだ続く。
・一般会計
歳入:税収 42兆3460億円
雑収入 3兆7440億円
建設国債 5兆9090億円
赤字国債 38兆3350億円
歳出:国債費 21兆9440億円
社会保障費 26兆3900億円
地方交付 16兆5940億円
地域活性等予備費 9100億円
復興予算へ 5500億円
その他一般支出 23兆9450億円
・復興特別会計
歳入:一般会計↑から 5500億円
復興特別税 5300億円
交付国債(復興公債)2兆6820億円
歳出:省略(事務費予備費等以外は復興予算に)
→ 借金の返済(国債費)と、社会補償(年金や健保そのた)と、地方交付という削りにくい歳出だけで、合計65兆円近い。これは、現在の税収を上回るだけじゃなく、バブル時の過去最大だった税収60兆円をも上回る。景気がバブル絶頂期並に良くなっても、まだ税収がぜんぜん足りないことが良く分かる。
ちなみに12年度の総予算は228兆7658億円(1/25読売)。内訳は
社会保障 75兆8100億円
地方交付金 14兆5427億円
公共事業 6兆1810億円
文教科学 5兆6377億円
防衛費 4兆8273億円
国債費 84兆6774億円
5日読売夕刊。参院は自公などの反対で日銀の審議委員人事を否決。
→ 理由が呆れる「財政再建派だから」だそう。自分と意見が違うから反対って... それじゃネジレ国会では永久に決まらない。まぁ、野党時代の民主党もクダラナイ理由で国会同意人事に反対したから、自業自得だけどね。
6日朝日。国交省は、凍結していた高速道路4車線化(つまり対面通行な現状を直す)を再開させる。計3500億円。物流ルート多重化で災害に強くする、という名目。その他、外環道1兆3000億円、三陸沿岸道路1兆4000億円、新幹線3兆400億円、八ッ場ダム4600億円など、コンクリート系バラマキが大復活。
→ 直接には建設省OBの前田・現国交大臣のせいだよね... ヒドイ話だー。前原ら前任大臣達にも、あるいは野田総理にも問題がある。こんなことをするから、↑のように肥大化したお馬鹿予算になり、増税に理解が得られない。
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