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2012年04月03日17:59

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王の目覚め

Bluetoothは好きな規格だ。
7年落ちのwillcom/wx310kを
最近白ロムで買った程だ。

BTは決して優れていない。
1.1/2.0では電池食いがパねぇ。
干渉もするしペアリングも不安定。

でも、お手軽感はそれらを打ち消す。
USBで繋がるものはほとんど移行できる。

Connection、I/Oは動物の器官で言えば"口"だ。
Protocol(コトバ)あってこそではあるが。
紙に書いたコトバと口から発せられるコトバに
違いがあることは理由なしにわかるだろう。
音声のように空中を飛ぶ無線は
ソレと同じように感覚的にキモチイイ。

Bluetoothの由来がデンマークと
スウェーデンを無血統合した
デンマーク王ってのは説明不要だろう。

無線規格の無駄な争いを避けるべく、
そんな思いで名付けられた訳だが
そもそも乱立しなかったので
王は何もしなくてよかった。
そもそも民は王に多くを望まなかった。
それどころかIrDAの代替を試み、
特性の違いから失敗したことで
王への不信を抱くのだ。

ともかく争いが起きなかったことは
これからプラス材料となっていくだろう。

BT4.0は他規格のトレンドを逆行したものだ。
転送速度は1Mbpsしかない。
EDR抜きで言えば既存の倍以上ではあるが。
まぁ4.0のEDRもきっと出てくるので
その限りじゃないだろうけど。

脱線するがそもそも2.4G帯は通信用ではない。
乱暴な言い方すればBTの電波で
電子レンジのように水を振動させ
加熱することができるのだ。
超音波や電磁波とBTは干渉するというのは
そういう事である。

そんな枯れた国土に立つ王こそBluetoothである。
規格ではなく他の干渉波との共存を
模索するのが、今まさに王が望む所。
一つの答えとしての4.0。
1.1時代に出来なかったIrDAの長所を
やっと手に入れかけている。

現代の世にも過去の過ちから学び
先を示す王を僕は欲しいと思うが。

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