私事ですが、先日「灼眼のシャナ�掘弸能�話先行上映＆トークイベントの
大阪での生中継上映を観て来ました。
吉田一美役の川澄綾子さんが、最終回を見終わった後
感極まってボロボロ泣かれていて、
この人でも、イベント中に泣くようなことがあるんだ、
と軽く驚きを覚えました。（笑）
さて、本題ですが、
本日３月３０日は川澄綾子さんの３６歳のお誕生日です。
本当は同い年のとある２人の声優さんと違い、
この人には１７歳教などはまったく無縁。
素晴らしいことだと思います。
現在のアニメ業界・声優業界における川澄綾子さんというのは、どんな存在なのか。
最近、そういう事をよく考えます。
例えば、「ｍｉｘｉページ」の「好きな声優ランキング」投票などを見ると、
川澄さんの順位は決して高いわけではありません。
しかし、きちんとしたアニメファン・声優ファンからは、
間違いなく一目置かれている存在であることも、また事実です。
先月、某「や○おん」で
「『ガンダムＡＧＥ』 アセム編追加キャスト！ 川澄綾子＆能登麻美子きたあああ」
という記事が取り上げられ、
『完全に声優でテコ入れ来てますねコレ』
『声優だけは豪華にしようとする 』
『川澄能登ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━! ストーリーなんてどうでもいいからイチャイチャしろ』
などと言った意見が寄せられました。
「テコ入れ」云々の是非は、ここでは深入りしないとして、
少なくとも、ある意味社会現象的な人気の能登さんだけでなく、
川澄さんまで含めて、
そういう「声優でテコ入れ」「声優は無駄に豪華」などと言った意見が普通に出てきたことは、
個人的に喜んでいいことでした。
Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ等で、これまで川澄さんが演じたキャラクターを見ると、
普通にオタとしてアニメを観てきた人間だったら、
なにかしらの川澄綾子さんが演じられたキャラに
一度は心を奪われたことのある方がほとんどではないかと思います。
おととしの誕生日日記でも同じ事を書いたけど、
川澄綾子さん本人は、そんなに「大人気！！」というわけではないけど、
川澄さんが演じたキャラクターたちは、確実にアニメファンに愛されています。
「声優」というのは、本来そういうもの。
川澄さん本人に過剰な人気が集まるよりも、
そのほうが幸せなことだと、個人的には思います。
（ただ、その川澄さんの功績を考えれば、
いくらなんでも、もう少し人気があってもいいのでは、
という気持ちはさすがにありますが、、、。）
ここ１、２年くらい
声優界は１０年に１度の大きな世代交代の時期を迎えているように感じます。
ゼロ年代こそ声優黄金時代だったと思っている私には、
その黄金時代をつくった声優さん方が急速に活躍の場を縮小させている現状は、
寂しくてたまらない、というのが本音です。
しかし、１０年前、９０年代声優からゼロ年代声優へと大きな世代交代があった時、
一度はその流れについて行けず、声優さんの応援から一歩引いていたこともありましたが、
結果として、川澄綾子さんとの出会いにより、声優ファンとして完全復帰し、
ゼロ年代という声優黄金時代を一緒に駆け抜けることができました。
だから、今度は一歩引いたり、冷めたりしない。
１人の声優ファンとして、１０年代という新世代をつくっていく
まだ未知なる新しい声優さんを応援し続けるつもりです。
日笠陽子さん、野水伊織さん、ゆいかおりさん、、、、、、、、
新しい魅力を持った声優さんに出会えた時の興奮は、感動は、
声優ファン冥利に尽きる幸せです。
では、そんな私が、今一番気になっている声優さんは誰か！！
もちろん川澄綾子さんです！！
もう、どれだけたくさんのキャラクターのどれだけたくさんの声を聴いたか分からない。
でも、今だに川澄さんの新しい演技を聴くたびに、
まるで、初めてこの人の演技を聴いたかのような新鮮な驚きがあります。
何年声優のお仕事をされていても、そこから今、生み出される演技は「最新」。
決して古びない。
どんなに新しい声優さんが現れ、新しい声や演技を聴いても、
川澄綾子さんがいまだに一番「新しい」んです。
声優ファンをしていて一番嬉しい瞬間はいつか。
言わずもがな、声優さんの素晴らしい演技を聴くことができた時です。
そういう、心が震える演技というのは、
必ずしもそう滅多やたらに聴けるものではありません。
でも、「Ｆａｔｅ／Ｚｅｒｏ」のセイバーの演技を聴いていると
「騎士王」に相応しい気高く凛々しい、それでいて少女らしい可憐さを隠せない
熟練の演技にドキッとさせられること毎回です。
変わって、「僕は友達が少ない」の劇中ゲーム
「きらめきスクールライフ」のヒロイン・藤林あかりの演技を聴いてみましょう。
ぱっと聴いた感じでは、ステレオタイプのギャルゲーヒロインを
軽くこなしているように聴こえますが、
その演技からは、「１５年選手」の重みにしっかりと裏打ちされた
川澄さんが演じなければ出せない、ただならぬ存在感が伝わります。
（そもそも、こういう役は藤崎詩織こと金月真美さんが担当するのが定石なのに、
敢えて「あかり」のほうから川澄さんを起用するあたりが、
もはや川澄さんが「生きた伝説」となっている感じさえします。）
業界内でも、花澤香菜さん、井口裕香さん、伊藤かな恵さんなど、
現在第一線で活躍されている色々な後輩から強く慕われているのが伝わる川澄さん。
次世代声優の時代が始まりつつある今、
これからの時代を川澄さんがどういう立ち位置で業界に関わって行かれるかはまだ分かりませんが、
川澄さん本人は、ああいう人だし（笑）、
これからも妙なこだわりなく、
普通にいろんな仕事をされていくんじゃないでしょうか。（爆）
そんな川澄綾子さんだから、いつまでも飽きることも冷めることもなく、
幸せな気持ちで追いかけられるのでしょう。
と、言うわけで、私はまだまだ「にわかファン」ですが、
今年も川澄綾子さんの新たなるご活躍を楽しみにしています！！
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