覚えている限りでは、中学生の時は暇な時が多かったなぁ。
小学生の時も、多分同じだったと思う。
理由は単純で、
・お金がなくて、やりたいことができない
・車に乗れないから行動範囲が狭い
・バイトもできないから学校が終わった後や長い夏休みの時間を持て余す
当時は今みたいにインターネットがなかったから、パソコンさえあれば無制限に時間がつぶせる時代じゃなかったし。
そしてファミコンブーム真っ只中だったこともあり、家に帰ってからの娯楽の中心はテレビゲームだったから、とにかく遊ぶのにお金がかかる。
古いゲームは中古で安くなってても、ヤフオクもないから電車に乗って遠くの中古ソフトが買えるお店まで行かなきゃいけない。
行く手間だけじゃなく、電車代もかかるからコスト的なロスも出た。
何より当時は現代とは違って、誰もがより新しいゲームをやることに夢中になっていた気がする。
そんな中で、ソフト1個が8000円前後で、当時のお小遣いの5000円では話にならない。
ゲームばかりにお金をかけていられない、CDも買いたい。
買いたい物もろくに買えずに娯楽要素不十分で暇だった中学生時代・・・・。
そんな人生の暗黒時代も中学卒業と共に終わり、高校生になってからはバイトで月収5万円〜7万円。
中学生の時の収入の10倍以上になって、欲しい物はほとんど手に入ったから、遊ぶお金には困らない上に、バイトで時間を取られて自由な時間も減った。
もちろん暇な時間なんて一切なくなった。
そして18歳になって会社に就職し、月収15万円〜20万円。
欲しい物は95%手に入る、車も新車で買える、行動範囲は日本全土。
高校時代に比べて自由な時間は増えて、収入は2倍以上で車もある。
もはや怖いものなどなかった気がする。
でも結局、就職してから3年ほどたった頃には、欲しい物も買いつくした結果、仕事を続けるモチベーションも地に落ちて会社を辞めることになり、親の体調不良で破綻寸前だった自営業の跡継ぎをすることになった。
そして数年後、まだ自分が20代だった時に両親は他界し、早くも自分ひとり。
その数年後、リーマンショックで世界的な円高になったのをきっかけに本格的に始めたFX(外国為替証拠金取引)での金利収入が安定したことと、自分の体調が不安定になり始めてたこともあって、自営業の仕事量を減らしたことで、かつてない膨大な自由な時間ができた。
その自由な時間を生かし、やると廃人になると言われていたネトゲに手を出し、1日8時間ぐらいネトゲする毎日が3年近く続いた。
その当時は、『ネトゲやめたら暇になるだろうな〜』 と思ってたけど、実際やめても一切暇になることはなかった。
やることは無制限に出てくる。
もしこの世からインターネットがなくなっても暇になることはないだろうなぁ。
インターネットがなかった昔みたいに、テレビゲームが娯楽のメインになるだけだし。
そのテレビゲームもあまりやらなくなっても、用事もないのに車に乗って放浪しつつ、いつもと違う世界観を堪能して遊ぶようになると思うし。
それもなくなったら・・・・謎。
今の自分には、
1、インターネット
2、テレビゲーム
3、放浪の旅(前者が娯楽として成り立たなくなった時に発動する)
という、3段構えの強力な娯楽がある以上、どれだけ時間があっても暇になることは絶対にないなぁ。
暇にならないのは、ある意味充実してるとも言えるし、とても良いことだと思ってる。
誰かに、『今暇?』 と聞かれた時は、『21年間暇になったことがない』 というと、『忙しいならいいわ…』 と言われてしまうから、聞かれた時は
、『程よく暇、ボチボチ暇』 と答えるようにしてる…。
暇だ〜って言っている人は娯楽の幅が少ないのかな。
それとも飽き性で長続きしないのかな。
こーして無駄に長い日記を書くだけでも随分時間が消化できる… (・_・;)
いや、これは日記とは言えない…人生の記録をしてるだけかもしれない。
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