無能？な教員

　みんなの党の山内代議士によると。公立中の英語教師27633人中、Toeicなどを受けたことがあるのはたった約75％。受験経験者中、英検準一級やTOEIC730点以上の人が、わずか27.7%。他の英語教員は、英語が得意な高校生レベル。
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こ、これじゃぁ日本人の英語レベルが上がらないのも無理ないわ。国数理社だと、流石に最低過半数は大学教養レベルはあると思うぞー。芸術系（音楽、美術）もしかり。

　なんで英語だけ？を考えると。昔英語教員になった人は、文法・読解・作文だけ勉強してて、会話や会話的実用文章読解を勉強してないから、会話や聞き取りの試験もある英検やTOEICが苦手だ、ということが一つ、あるんでしょうね。その点、他の科目は教員に求められる資質は大きな変化が無いし、それは今も昔もある程度、大学教育で教えられているから。

　ただ、他科に担当替えさせろ、はどうかなぁ？他科に無能な教員が増えるだけかも。




　１１日産経。京大院の佐藤准教授（メディア論）。「『平均』を理解してない大学生が多いと言う報道について。私立大学では各種推薦などで学力試験無しで入学する学生が半数に達するので、驚かない。大学に進学しない５割も考えると、理解していない人はもっと多いだろう」。なるほど。

　とすると。こういう学生が教職を取り教員になる頃には、英語だけでなく、他の科目の学力もダメダメな教員が増える、ということになるワケね。