今年も上々な様である。
ひょろっと眼鏡でおっとり優しいお兄さんとか、ガタイがっしり眼鏡短髪髭だけど気の良い人や、ぽっちゃりだけど顔が良くて野心家っぽい人とか、のっぽでV系なアーティスト気質でも慎ましい人やら、なかなか濃い面子にこの早い時期からお世話になった。
とは言え、こういう書き方をするとまるで女運が無い様に思えるが、別にそんな事はなく、色んな人が居た。が、そこから先の関わりを持てないのは出会いや運の無さではなく、自身の値打ちの結果があるだけである。
私の値打ちに気付かない人はこちらから願い下げだ、なんて無いものを有るかの様に言うのは簡単だから、そうしようかとも思うけれど、そんな妄想ばかりで居るのもまたつまらないので現実を見てみたが卑屈になる事が許される材料を発掘しなおしただけである。
が、良い出会いもあれば、当然悪い出会いもあるので、さほど運が良い訳ではないのだろう。と、言うことにしておかないと、後々で文句を言う権利を失効しそうな気がするし、そんな言い訳もきっとまだまだし足りないのだ。
宮部の「英雄の書」を読んだ。
京極の「ルーガルー」を読んだ時も思ったことだけど、ファンタジーや未来設定の描写はやっぱり上遠野のが上手いなぁ。
宮部の「ブレイブ・ストーリー」のファンタジー部分はメタ的な設定(英雄の書もだけど)だったから、現実世界とのギャップ描写で上手く説明出来てたのは面白かったけど。
で、今はゲームが原作の「ICO」を読んでいるのだけど、やっぱり面白さは、ちょっと前に読んだ現代劇の「名もなき毒」のが嫌らしくて勝っていた。と言うか、この頃真面目にえげつないものが好みになってたりして、氏賀の漫画を探してたりするし。
恥ずかしいこと。
カクテル類を頼んだ時についてくる黒いプラッチックのマドラーをつい口にくわえてしまう。
それも毎回。運んできた店員がまだ居るのに。
明日は倉敷。もはや観光気分。
…なんか、相変わらずとっちらかった日記やな。ええけど。
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