雪国

　２０１２年２月２１日０２

　７：４８　東京駅からＭａｘとき３０７号で車中の人となる。
　上越新幹線。二階建て新幹線。
　グリーン車だが「新幹線ミュージックチャンネル」みたいなサービスは無い気配。
　コンセントも見当たらず、充電に期待していたので少しピンチ。
　車窓から関東平野を眺めつつ、小田原から此処までの３ＤＳすれ違いをチェック。
　５人。
　検札も車内販売もないなぁ・・・と、思っていたら、販売の方は食堂車に出向いて購入するスタイルのようだ。
　一人旅ゆえ、荷物の見張りもいないので、出向くのは控えて車窓と読書を愉しむ。
　・・・。
　９：１４　越後湯沢駅から、はくたか４号。
　こちらもグリーン車にしたが、電源はなく・・・充電がうまくいっていなかった３ＤＳは赤ランプ点灯・・・まぁ仕方がない。
　窓の外には、雪・雪・雪。
　結局、目的地に着くまでに車窓から４０枚ぐらい写真を撮っていた。
　・・・後で見返すと、特になんてこともない写真ばかりなのだが・・・雪が珍しく思わず撮ってしまったのだよね。
　
　「はくたか」は特急であり、在来線では最高級の速度を誇る電車らしい。
　その割に、部分的に単線だったりして、すれ違いのための時間調節があったり面白い。
　座席が３列なのも珍しいかな。
　トンネルが多く、耳が痛い。
　通路を挟んだ隣のおっさんのイビキがうるさい。
　・・・
　そして、到着。
　・・・って、この写真じゃどこかわからないね。
　
　富山県は高岡市にやってまいりました。
　早速、最初の神社へ向かう。

【定塚神社】富山県高岡市定塚町
　富山県の神社庁のサイトは、神社検索の使い勝手が悪く、神社巡りの参考にならない。
　事前準備では、別のサイトや地図上の神社のマークを探して準備した。
　いま検索してみたところ、この神社は神社庁のサイトではヒットしない気配。
しかし、ネットを検索すると熊野神社から分社…云々を見つけた。
ヒットした「熊野神社」というのが此処なのかもしれない。
境内はアスファルト。
　そのほとんどの部分が月極め駐車場となっている神社。
　雪国特有の雪を解かす仕掛けが施された境内には雪は少なめ。

　神社の屋根にも雪はない。
　周りの民家の屋根には雪が乗っているので、ここにも何か仕掛けがあるのかもしれない。
　黒い屋根のゴツイ中サイズ。
　ベンチなし・トイレなし。

【大手町神明社】富山県高岡市大手町
　祭神
　　天照皇大神
　　豊受皇大神
　　大己貴命
　　大毘古命
　　菅原道真命
　同様にこちらも、神社庁で検索すると「熊野社」となるようなのだが・・・由緒を読む限り別物っぽい。
　町内に別に神社があるのかもしれない。
　住宅地の中を抜け、雪の通路を進む。
　古い木の拝殿。
　神馬の像が凛々しい。
　屋根が特徴的で、北陸でこの形の屋根の神社はここにしかないらしい。
　トイレなし。
　ベンチは・・・無いように見えるが、雪に埋まっているだけかもしれない。

【高岡大仏】富山県高岡市大手町11-29


　奈良の大仏、鎌倉の大仏に次ぐ、日本三大仏。
　小杉大仏、庄川大仏と共に越中三大仏でもあるらしい。
　特にお寺の境内にあるわけではなく、住宅地を抜けたところにドーンと現れる。
　大仏の割には小さい。
　台座の部分には入れるようになっていて、割と近代的な仏画が閲覧できる。
　無料。
　ベンチはあるが・・・雪の中。

【高岡市護国神社】富山県高岡市
　祭神
　　殉国の英霊
　高岡古城公園に入る。
　大仏方面から入ると、すぐのところに鎮座。
　やはり、神社庁ではヒットしなかった。
　拝殿前にたたずむでっかい「Ａ」の文字。
　
　なるほど、屋根から落ちる雪から拝殿前を確保してるわけだね。
　ここにも馬の像が。
　普段の神社めぐりでは、社殿を一周し、横顔を写真に収めているのだが・・・。
　雪が深くて、断念。

【射水神社】富山県高岡市
http://www.imizujinjya.or.jp/
　祭神
　　瓊瓊杵尊
　やっと神社庁のサイトにヒットしたが・・・読み方や宮司の名前が載っているだけだった・・・住所すら載っていない。
　この城址公園の本丸跡地に建つ神社とのこと。
　弓道場もあり、神典なのねと思ってしまう信ｏｎプレイヤー。
　おみくじは「大吉」待ち人は、早く来るらしい。
　人のいる系で結婚式も受け付ける系。
　お守りなどを見ていたら、私の背中すぐ後ろを屋根からの雪がドサリと落ちた。
　雪国ならではのビックリ。
　面白お守りとしては、フォースを感じるこのお守り。


【高岡古城公園】
　折角なので、公園を散策する。
　まぁ雪しかないんだけどね。
　銅像の並ぶ広場は、こんな↓感じだし、児童公園も雪将軍が制圧済み↓。
　
　動物園があるようだ。
　お城に動物園があるというと、小田原城もそうなのでここはチェックしておかねば。
　高岡のゆるキャラ利長くんが、雪国らしい寒さで挨拶してくれる。

　奉行うんぬんより、動物園で鍋の話題とかどれだけ配慮がない人なのかと・・・礼儀として一応、突っ込んでおく。
　
　
　
　「まちの駅」を兼ねた売店があり、ご当地ＣＤを購入。
　この日記を書いている現在まだ聴いていないが、そのうちほかのＣＤと一緒にＣＤ紹介で書くこともあるかもしれない。
　
　あと、利長くんと別のキャラクター「右近たん」のタオルも購入。
　高岡市は、「利長くん」とその兄の「家持くん」、キリシタンの「右近たん」などキャラクターが多い。
　あと、女の子もいたなぁ。
　ここの売店にはいなかったが、最近は高岡出身のイラストレター松原秀典による「あみたん」なども誕生したとか。
　その関係で展覧会があるらしく、高岡の街ではよくサクラ大戦のポスターを見かけた。
　ヲの字と地方とゆるキャラは、微妙な距離感で共存しているのを感じる。

　お昼ご飯をこの売店に併設されていた「西洋膳所 浪漫亭」で摂る。
　ステーキセットをオーダーしたが氷見牛かは不明。

【中川熊野社】
　神社庁にヒットなし。
　住宅地に鎮座する中ぐらい神社にしては大きめ。
　まだ木材の匂いのするほど新しい拝殿。
　ガラスで保護された本殿は古く、いい感じ。
　やはり雪に覆われ横から撮影するのも一苦労。
　

　つづく