霞が関の中で他の省とは一線を画すのが外務省。
海外に赴任している日本大使が「閣下」と呼ばれている事に象徴されるように、外務官僚は日本の代表という思いからか異様に特権意識が強いという。また他の省庁以上に厚遇を受けているのが外務官僚。鈴木宗男氏の指摘によると大使クラスだと給料が月100〜140万円。これに在勤手当が年に800万円以上、これには住居手当や配偶者手当、子女教育手当、国によって特殊語学教育手当などかが含まれるが、中には住宅手当の限度額より安い家を借り上限額を請求。その差額を裏金にプールする大使もいるという。更に在外職員が海外に赴任する際、新居を見つけるまでのホテル代などに掛かる費用として「着後手当」が支給されているが、手当が支給された158件のうち157件は、赴任先に到着後ただちに公邸に入居しており、2011年の昨年11月に会計検査院から不適切との指摘を受けている。また北アフリカや中東の政変や混乱で、JICA(国際協力機構)が現地の青年海外協力隊ら268人を日本に退避させ、一時帰国を強いられた場合に支給される退避手当としておよそ1億4,000万円を支出。自宅待機状態で手当を受け取った隊員からは税金のムダ遣いでは?と戸惑う声も聞かれたとか。
こうしたムダが指摘される一方で、2011年の昨年末クロアチアの日本大使が現地女性職員にセクハラ行為に及んでいた事が発覚。また2010年の一昨年更迭された駐ロシア大使は、メドベージェフ大統領の北方領土電撃訪問を全く察知できず、政府から事情を聞かれても「ロシア外務省から「行かないと思う」と聞いていた」と平然と答えていたとか。
たかじん
『アメリカでは国務省ですが、日本には外務省に代わるような機関はないのよね』
青山
『昔から見てきましたが悪くなるばかりです。新しい外交部門を作らなきゃならない。外務官僚は凄く難しい言葉を使いますが英語は下手です。中小企業の営業部長海外担当は凄く易しい言葉でしっかり交渉する。凄い実力ですよ。日本には民間に沢山外交官が居る。そういう人達とか外務省が不潔で耐えきれずに辞めて行った人が結構野に下っているから、そういう人達で立て直して内閣官房の中に作るべきだと思います』
岸
『結果的に今の外交官って日本の国益をあまり考えずに、自分が赴任した国の利益を一所懸命守ってるフシはありますね』
須田
『国益という点で考えるならば、ロシア、チャイナ、アメリカスクールなどいろいろありますが、海外から気に入られるようにするにはどうしたらいいかとそこで国益を蔑ろにしちゃってる。例えば中国に対して刺激しようもんならチャイナスクールが抑えに掛かってくる』
青山
『オーストリアのウィーン大使はオペラ大好きだという理由で、大使館員全員にオペラの格好をさせて・・・』
【参考画像】
眞鍋
『え〜!?』
青山
『それを着せて大使館の中で無理に踊らせていたんです』
岸
『昔僕は国際連合日本政府代表部の下に居たんですが、大使館ってヒエラルキー(階層制・階級制)がしっかりしてて、大使と大使の奥さんの意向が全てだから、大使館員は全て言うことを聞かないといけないんです』
青山
『コックを雇う権利があって日本から凄く高い給料のコックを引き抜いて連れて行くワケです。それだけじゃなくて男性を犯してしまった大使とか居るんですよ』
たかじん
『えっ!?』
青山
『今岸さんが言った通り、言うことを聞かないといけないと思って、犯された方は同性愛者じゃないのに厨房の隅で耐える生活が続いて、遂に彼は精神病になってしまったんですよ。これ裁判になったのにメディアは殆ど報じない』
※参考
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/tv/1328424314/39
眞鍋
『全然知らなかった〜』
水道橋
『佐藤優さんの本を読んでると変態だらけですよね』
岸
『更に言うと大使館って外務省の人間ばかりじゃなくて、いろんな役所からも出向で行ってるんですが、外務省の人達は情報を自分達の仲間だけで共有して他には出さないというケースが多々あるんです。だから大使館の中って実はメチャクチャなんですよね』
眞鍋
『額だけみると他の省庁に比べて結構少ないなっていう印象があるんですけど』
岸
『基本的にODA以外は経費や人件費なんですが、外交官で赴任すると奥さま手当なんかあるんですよ。奥さまは何もしてないのにふざけんなって感じですね。あと外務省って民間とあまり付き合いがなくて天下り先がそんなに多くはないから、大使時代に一所懸命蓄財しようとするんです』
須田
『しかも有力な国の大使って事務次官より格上なんですよ。事務次官を辞めてから大使になったり。だから大使館で好き勝手やっても本省から何も文句を言われない』
青山
『ただ日本の海外拠点は絶対必要だから、根こそぎ本気で潰して内閣官房に作って、その上で新しい在外公館を作って行って、国民の目の届くようにすべきだと思いますね。それをやると国は変わります』
水道橋
『国際連合分担金(※)ってムダですよね。経済規模に応じてといわれるけど中国はそんなに出してないですよね』
(※)国際連合分担金
各国に割り当てられた国際連合経費の分担金。本来は国民所得の世界経済に占める割合に応じて決められる。
青山
『これはムダじゃなくて「2番目にカネ出してるんだからその分の取り分寄こせ!」と言うべきなんです。国連乗っ取るぐらいじゃないと。常任理事国なんかは当然の事。その為には憲法を変えないといけない』
須田
『憲法変える以前に今の常任理事国がOKするかが問題ですね』
岸
『本当はしっかり根回しとかやる必要があるんですが、国連代表部は沢山人が居るのに大した仕事やってませんからね』
青山
『国連代表部って北朝鮮までを含めて各国のエース級を出しているけど、日本は全くチカラがない。それはおカネを出してるのにそれに見合う実りを寄こせという発想が、僕ら有権者にもないからですよ』
石川
『毎年予算編成する時に、日本は不景気だから元気なニッポン復活枠みたいなモノを作るんですが、わざわざ仕事を増やして予算を使うというお役所仕事の典型みたいな風潮がある。金額的には数十億円だけどこういうモノの積み重ねが知らずの内に何千億、何兆円となるワケです。こういう所にキチンとメスを入れないと』
たかじん
『他の省と比べて少ないと言うけど、外務省って何かモノ買う?無いやろ?』
須田
『ワイン!』
岸
『外務省は基本的にミーハーだから有名人が来ると熱心に歓迎するんですね』
須田
『しかも経産省に並んで上から目線だよね』
岸
『経産省以上ですよ。根拠のない自信』
眞鍋
『外務省はカッコいいイメージあったんですが』
須田
『それはカラーシャツ着てるから』
青山
『襟だけ白いシャツね。あと外務省の本省に行くと、アルバイトの女性がみんな似た感じで基本的にミニスカート』
岸
『役所って非常勤の女性がいっぱい居るんですよ。一番人気なのがたぶん外務省で次が経産省かな』
たかじん
『誰が採用すんの?』
石川
『課で採用できるんです』
眞鍋
『そこに結婚とか狙って来た女性とか?』
石川
『いっぱい居ますよ』
眞鍋
『そういうシステムですか。なんか学生のコンパみたいなノリですね』
須田
『外務省の駐車場はみんな外車』
青山
『あと世襲なんだよね。僕の知ってる人は明治時代からの7代目だって』
岸
『それだけオイシイんですよ』
須田
『外交官にどうやってなれるのか知らない人多いんじゃない?殆どインナーサークルの世界』
岸
『でも外交官試験はそれなりに知られてるハズですけどね』
青山
『以前はあったけど廃止になったんです』
須田
『今は普通に国家公務員試験ですよね。その中で外務省に入るっていうのは普通じゃ入れないですよ』
眞鍋
『コネか〜』
岸
『必要。変なヤツばかりですが外交って大事な機能ですから、青山さんが仰ったように何か抜本的に変えたカタチで外交をしっかりできる体制を作らないとマズいんです。今の外務省を壊さないといけないという意味では不要と言えますね』
たかじん
『アメリカのように国務省にするとか?』
青山
『アメリカのマネをする必要はないから。日本は議員内閣制なので内閣官房に作って、総理大臣が直接外交の最終責任を持つ総理大臣直轄のカタチにするといいと思いますね』
⇒いらない省庁Part2
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→国土交通省
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→経済産業省
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→厚生労働省
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→農林水産省
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→文部科学省
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