ほぼアーケード日記in兵庫県神戸市長田区＆兵庫区

２月２０日。
準夜勤も終わり深夜１時発のジャンボフェリーにて4時間ほどかけ兵庫県の神戸市に向かいます。
　

小腹が空いたのでジャンボフェリーオリジナルカレーうどんを＾＾
麺は冷凍麺ですが、具材は陸上でシェフが手作りしたものだそうです。
　

さて到着。
神戸市中央区三宮は美しいデザインのな商店街や中華街、レトロ地区、異人館などが魅力的で何回か足を運んでますが、今回は三宮ではなく、神戸市では西寄りの長田区と兵庫区のアーケード散策と行きたいと思います。

まだ早朝で暗く、三宮の街も静まり返ってます。
　

三宮地下街（通称さんちか）も始発待ちの人が歩いているくらい・・・
　

しばらくネットカフェにて仮眠＆時間つぶしをした後、JR三宮から新長田駅へ出発！
長田区も震災の被害もひどかったところでアーケードも一新されているところが多いそうです。
　

駅前を歩くと鉄人ストリートと書いてます(ﾟДﾟ;)


新長田アーケードの手前に鉄人２８号がいました(´∀｀*)
でかっ！


新長田一番街。新しい綺麗なアーケード。
鉄人だけでなく三国志の描いたものもあり、神戸市出身の横山光輝氏の作品で町おこしを行なっているようです。
　

途中で長田名物「ぼっかけうどん」を掲げる店があったので入店。
ちなみに「ぼっかけ」とは牛すじとコンニャクを甘辛く煮たものを言います。
　

( `･ω･) ｳｰﾑ…
うどんは地元ののものに慣れているのでそばかラーメンにすればよかったかな・・・ぼっかけの味付けはバッチリでした。

さらに商店街を進むと大正筋商店街が見えてきます。
ここも新しくキレイです。
　

ここにはKOBE三国志ガーデンなるものも＾＾
　

そして六間道商店街。
ここから少し古くなってきて人通りも少なくなってきた感じです。
　

　

左に折れると本町筋。
　

渋い老舗も幾つか残ってます。
　

さらに横路地に丸五市場。
昭和の市場の匂いがプンプン。
　　

その丸五市場では修復してないシャッター街も見られ、震災の爪痕が生々しく残されています。
　

ちょっと外れに西神戸センター街。
ほぼ店舗は廃業しており苦戦ですねぇ・・・
　

さて長田のアーケードを全部回ったところで最大の目的である「青森」へ！
チェックでたくさんのマイミクさんが青森県かと思ったとコメントくれましたが、実は長田名物「そばめし」の発祥の店なんです。
　

市販の「そばめし」よりあっさりソースな感じです。
シンプルな味わいで私はこの元祖のほうが好きかも！
ビールと共にいい気分＾＾

※そばめしの発祥の経緯は、お好み焼き店で昼食を取っていた工員が、そば焼き（神戸の方言で焼きそばの意）を焼いていたのに目を付け、「弁当の（冷や）ご飯を、そばと一緒に炒めて」と頼んだ事で出来たメニューと言われています。
地元ではメニューとして広がっていたようですが、震災の時の放送であのメニューはなんぞや？と一気に全国に広まって行ったようです。


さて次に目指すは、昭和三十年代くらいまでは神戸市の中心地だったという兵庫区新開地。
FCアドベンチャーの「ポートピア連続殺人事件」にもそこの実在していたストリップ劇場が出てきましたよね！
しかし中心地は三宮に移っていき、時代の流れと共にいかがわしい雰囲気とともに寂れていきます。
そして震災により暗くて古いアーケードは7割近く倒壊し今の新しいアーケードに生まれ変わりました。
　

　

アーケードが新しくなったとはいえ、路地裏などには雀荘やプラモの店等、前時代っぽい店も見え隠れする未だにディープな街と言えます。
　

湊川公園を抜けるとさらにアーケードが！！
ダイエー健在。系列のドムドムバーガーも(☆∀☆)
　

　

アップダウンがあるアーケード。
こちらは歴史がありそうです！
　

　

以上(｀･ω･´)ゞ
神戸市長田区、兵庫区のむちゃくちゃ長いアーケードレポでした<(_ _)>　


最後に軽く感想を！

市街地や駅周辺の空洞化だと言われている現代でも三宮や元町のアーケードはあんなにも賑わっているので１００万都市の神戸は例外なのだと思っていました。

しかし同じ神戸市でも少し外れるとやっぱり各地と同様に一点人口集中の中心地以外は寂れていることを再び痛感したアーケード慕情旅でした。

まあ、そんな寂れ具合も含めてその街の色や歴史があるアーケードの散策は興味深いのも事実で今のところやめられません☆