今年の大河の長所・短所が

　５日。食事を摂りながら大河「平清盛」を鑑賞。相変わらず良い出来、でも視聴率が上がらない理由が分かってきた。

　人物名が分かり難い。顔も服装も見分けにくい。姓はたいてい源氏か平氏か貴族だし。男性はもちろん、女子の服も皆似たようなカンジだし。結果、お話が分かり難い...

　戦国時代みたく過去なんども扱われた時代なら視聴者に予備知識があるけれど。この時代については予備知識も乏しいし。なので、ナニガナンダカ分からなくなる。ずっと見ていてもわかんなくなるのに、１回でも見逃したり途中から見始めた人は、よけいに分からないんじゃないかしらん。




　１２日。食事を摂りながら大河「平清盛」を鑑賞。相変わらず良い出来で、低視聴率が可哀想。美しくリアルな映像、役者陣の熱演。ただ、シナリオがややわざとらしく、狙いが見え見え。

　マイミクさんは「少年ジャンプ的」と評してはった。なるほど、ツンデレ姫や天然姫が出てくるし。倒した敵が仲間になるし、そうかも。

　シナリオの狙いも分かり易い（上記のように、話の流れや人物の見分けは分からないんだけど、狙いの方は分かり易い）。「清盛が、なぜ海へ関心を持ったか？なぜ王家を凌ごうと思ったか？なぜ一族ばかりを取り立てようと思ったか？」の、漫画的で分かり易い伏線を敷いたシナリオ。



　１９日。大河「平清盛」。相変わらず役者陣の演技は素晴らしいし、映像も良い。でも、いかんせんシナリオ（話の流れ、人物の見分け）が分かりづらい。。。誰もが予備知識があるワケじゃない題材、しかも登場人物がやたらと多いこの話。もっと分かりやすさに気を配るべきでは？白黒画面であるかのように、女子の服の色彩も印象に残らないし。

　白黒画面だと思いこむと、その範囲では美しい映像なんだけどねぇ。

　にしても。清盛って結構下流から成り上がったのね。。。スタート地点からして、もっと上流の人かと誤解していました。