10日読売。原子力委員会の専門部会は、原発作業員の身元調査義務化を政府に求めた。
ごもっとも、だけど、暗部が明らかになるから出来ないかも。出来るなら良いこと。
10日読売・東京。東電・広瀬常務は、帰還困難地域は事故前の価値で家などを全額賠償する意向を示した。
これも当然。でも、今の東電の態度を見ていると口だけで終わりそうな。
10日夕刊各紙。米国は、TMI事故以来34年ぶりに原発の新設を認めた。東芝傘下のWH社製PWR型を2基。
週刊金曜日。池田大作が聖教新聞で脱原発提言したとか(1/26,27)。公明と組みたい自民・民主に影響あるかしら?
にしても、これって本当に池田本人の文章?
11日東京。猪瀬氏、電力会社がPPSに求めている託送料に原発コストが加算されている、と指摘。
こりゃ筋違いでしょう、電力会社さん。ほんと電力会社のコスト計算はイイカゲン。
12日読売。日本の全原発54基中5基で、圧力容器試験片の脆性遷移温度が予想以上の上昇を示しているとか。従来から言われていた玄海1号機で98℃(予想より20℃高い)。高浜1号機で95℃(予想より8℃高い)。大飯2号機、浜岡4・5号機では僅かに予想より高いとか。これが高いと圧力容器が脆くなっていることを示す。
電力各社は「試験片は条件の過酷な場所に置いてあったので、実際に圧力容器脆化には十数年タイムラグがある」とし問題視していない。でも、、不安だよねぇ。特に玄海1号機は再稼働して欲しくない
ふと思った。各原発って、今、簿価はどのくらい残ってるの?電力各社が脱原発したくない一因になってない?
12日読売。原発相、パネルディスカッションで「福島県にある原発の再稼働は、まったくあり得ない」と発言。福島第二原発再稼働に否定的な見解を示した。
世論的国民感情的には当然。
14日産経。保安院、大飯原発3、4号機の一次ストレステストを妥当とする審査書を公表。今後、安全委の検討会にかかる。
15日東京。オフサイトセンター(OFC)全16箇所のウチ、空気フィルターを備えるのは泊の1箇所のみ。2重扉を備えるのは11箇所、非常用電源が1日保たないのは10箇所だったそう。それもあってか、15日朝日によると。安全委部会で、OFCは不要との見直し案をまとめた。
まぁ、作っても今回の事故のように皆逃げ出してしまったら、無駄なだけだし。逃げなくても良いような遠隔地に作るんだったら、県庁や電力会社本社にあれば良いでしょうし。
16日各紙。国会事故調で、斑目・原子力安全委員長と、寺坂・前保安院長が謝罪。ただ、
斑目「SPEEDIがあれば上手く避難出来たというのは誤解。実際には誤りも多く、困難だった」。寺坂「避難方向くらいには有用だったかも」。斑目「言い訳ばかりに痴漢をかけていて」。寺坂「私は文系なので、理系の次長が官邸に残った方が良いと」。
...この2人、「自分はちっとも悪くないモン、それなりに全力を尽くしたモン、責任無いンだもん」と思っているのが滲み出てるよね...
ちなみに予算委には勝俣・東電会長が呼ばれ、3月中に退任する意向を示した。
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