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2012年02月11日07:03

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ストレステストと再稼働

 31日各紙。IAEA、ストレステストの審査は妥当と判断。幾つか提言はついた。
   http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120131-OYT1T00462.htm

 間違えてはイケナイけれど、ストレステスト自体が妥当と判断しているワケではない。そこまで立ち入る能力は、たぶんIAEAには無いんだと思う。判断しているのは、テストの審査方法についてだけ。




 4日産経。原発立地自治体アンケート。ストレステスト後の再稼働、認める方針なのは刈羽村、高浜町、玄海町の3自治体のみ(いずれも県は態度未定なので、現状では再稼働出来ない)。認めないと決めているのは、東海村と美浜町(と、原発隣接で稼働に同意がいる牧之原市)。他は態度未定。




 6日朝日。4月新設の原子力規制庁。ノーリターン・ルール適用は、審議官級以上の7ポストのみで、独立性に課題があるとか。脱原発すれば組織先細りになるので、ノーリターンでは若手や中堅が集まらなくなるため。

 確かに、ノーリターンルールを適用し無理に人を集めると、自分の職を守るため脱原発に消極的になったりするかも。でも、人をコロコロ入れ替える、従来の保安院方式では技術力に不安があり、結局電力会社や原子力村の言いなりになりかねない。難しいところ。先細りにするべき組織に有能な人材を集めるのは至難。




 6日朝日。内閣府原子力委員会の専門委員のウチ、原子力が専門の大学教授3人全員が、2010年までの5年で合計1839万円、原子力関連企業・団体から寄付を受けていたとか。これまた独立性に疑問符。




 7日web各紙。政府は4月に大飯原発再稼働を目指す方針。地元の同意が得られれば。
   http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120207-OYT1T00078.htm

 これ、私が日記で予測した通り。
   http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1817942172&owner_id=2129235


 9日各紙。保安院は大飯原発の一次ストレステスト(ST1)の評価作業を、別室で傍聴する反対派の怒号にもかかわらず終えた。今後再稼働に向け調整する。地元の同意が鍵だが、見通しは立たず。経産大臣は4月再稼働を計画しているとの一部報道を否定した。
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