AERA。内閣府の2003年の試算によると。一生のウチに政府に支払う額(負担)と、政府から受け取る側(受益)との差を計算すると。2003年当時の60歳以上は、4900万円の黒字。ところが20代は1700万円の赤字。20歳以下および今後生まれてくる世代は、4600万円もの赤字になるとか。差引1億円の不公平。
どういう比較を、どういう計算をしたのか?がややイカガワシイけど。このことを高齢者達はどう考えるの?お孫さんに1億円遺せないとバランスを欠くよ?
21日毎日。内閣府の経済社会総研の試算によると。社会保障受益(年金、医療、介護)は1955年生まれ以降は「支払い超過」になっているそうな(たぶん上記AERAと同じ情報源)。
1950年生まれの人は支払総額より1%多い社会保障を受けられる。
これが、1955年生まれになると、3.1%の損。
1985年生まれでは 10.7%の損。
2000年生まれでは 12.8%の損。
これは支給額は変わらないという前提での計算。支給額を引き下げられたら、これ以上の不公平・不公正。
私も損してる世代なのねぇ。若者は、もっと損をしている。世代間格差の是正が急務。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120121k0000m020072000c.html
ちなみにこのデータ↑は、昨夜の報道ステーションでも取り上げられていた。
17日各紙夕刊。就職内定率。単位は%、()内は昨年。
大卒 71.9(68.8) 短大卒 47.9(45.3)
高卒 73.1(70.6)
昨年よりは良いが、過去2番目の低さ(大卒で見て。高卒は2年連続で上昇)。こんな状態なのに、政府は若者を虐げ、票になる老人を守ろうと、定年延長を言う。若年者雇用を守らないと、急速に国が衰えるよ?若いウチにOJTしないと、仕事のノウハウも失われるし。若年失業者は将来の貧困層になるし、出生率をさらに押し下げるし。
日本の将来は真っ暗。
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