子殺しへの刑罰が軽すぎる

　１８日各紙。発達障害の長男を殺害し、長女も殺そうとした母親に裁判員裁判による地裁は懲役５年の実刑判決を下した。


　刑が軽すぎる... いつも思うけど、親が子を殺した場合の罪が軽すぎ。逆だと重いのに。法的には今は区別が無いはず。もっとも信頼する人から、抵抗出来ない子供が殺される無惨さを考えると、むしろ普通の殺人より重いくらいが妥当では？


　今回は１人殺害・１人殺人未遂なんだから、私が裁判員だったら（もしくは、相手が子ではなく赤の他人なら、他の裁判員でも）懲役20年前後が妥当だと判断すると思う。つまり、制度上許されるなら、検察求刑以上の刑を主張すると思う。５年の刑だと真面目に勤めれば３年チョイで出て来られてしまう。こんな母親が、生き残った長女を育てるようなことがあっても良いの？と思うもの。


　それにしても、各紙報道で父親が出て来ない。子育てで母親をサポートしてない雰囲気を感じる。その推測が正しいのなら、父親こそ罰せられるべき。法的に出来ないけれど... 歯がゆい。