24年度予算案（バラマキ・クズ予算）

　２４日夕刊各紙。来年度（２４年度）予算案について。
　　・環境省。予算５倍。ガレキ処理費や除染などが計上されたため。
　　　原子力安全庁もココ。
　　・文科省。原子力関係は、昨年の2000億円から309億円削減。SPEEDIも
　　　環境省原子力安全庁に移管。
　　・厚労省。年金交付国債（仮称）（将来の消費増税を宛にした税源先送り
　　　国債。消費増税までは年金積立金120兆円を取り崩す）を、本予算とは
　　　別枠（つまり本予算歳出から外す）で2.6兆円出し辻褄合わせする。
　　・復興費。3兆7754億円（11年分も加えると、計18兆円以上）も別枠。

　で、国債は新規分44兆円程度（交付国債を除く）。借り換えを含めると174兆円。

　歳出は、借金返済　21.9兆円
　　　　　地方へ　　16.6兆円
　　　　　社会保障　26.4兆円（＋交付国債分 2.6兆円）など。

　社会保障は　　−8.1％（交付国債を入れると 0.4％ up）
　公共事業　　　−8.1％（復興特会を入れると 6.6％ up）
　中小企業対策　−8.5％（復興特会を入れると70.5％ up）
　文教・科学　　−1.9％　　　　防衛　　　　　−1.3％
　地方交付　　　−1.1％　　　　もんじゅ　　 −20.0％
　再生可能エネルギー　　　原子力の半分
　原発推進費　　　　　　−529億円
　はやぶさ２　　　　　　　 30億円（要求の半分）
　国債費（返還・利払い）　1.8％増

　...交付国債がインチキだし。
　　　※　将来の増税分を前借りする、と言う名目で、通常の赤字国債
　　　　から切り離した前借り国債。要するにこれも借金。
それに加えて、予算の絞り方が甘い、甘い。メチャメチャ甘い。国債費は今後ドンドン増えるのだから、破綻の日は近い。




　２５日新聞各紙。予算案。復興特会に回った3.8兆円を含めると、公共事業費は6.6％増、中小企業対策費は70.5％増で、事実上の予算は96.7兆円と過去最大。

　収入は、税収が42.3兆円（40.9）、交付国債を除く新規国債が44.2兆円（44.3）、税外収入が3.7兆円（7.2）（カッコ内はいずれも2011年度）。


　埋蔵金も枯渇し、ますます苦しいのに。民主党議員達の陳情合戦、目に余るらしい。で、このバラマキ・クズ予算。財政破綻一直線。

　この危機的財政状況下、被災地以外の公共事業費は原則はメンテだけにすべきだし（つまり、例えば外環道など論外）、戸別所得補償はTPP参加まで延期にすべきだし。配偶者控除も当初の予定通り廃止し、自動車重量税減税も焼け石に水だからやるべきではないのに。



　２７日。とくダネ！バラマキ予算案を大批判。もっと言ったれっ！あんなクズ予算。民主党は、もうダメだね。財源が無くて出来ないことなら支持者も許すでしょうけど、財源もないのにやるべきでないことをマニフェストを無視しやろうとするのは許さないでしょ。



　好かれたがりの野党根性・タカリ議員達が日本を滅ぼす。