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2011年12月28日06:11

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中国関係落ち穂(日中首脳会談・他

 21日朝日web。特許出願数、中国が日本を抜き世界2位に。ただし国際特許では5位で、こちらは日本が2位を守ってる。
   http://www.asahi.com/international/update/1221/TKY201112210121.html
いずれにせよ、出願ではなく登録で見ないと意味がない。けど、それが分かるには数年かかるから、傾向は出願状況で見ざるを得ない。中国の台頭が、技術開発の分野でも明らかになりつつある。




 21日産経。安住外相は中国国債取得を検討していると表明。日本国債をあちらに持たれることへのバランス、対抗策。

 妥当だと思う。互いにリスクを持ち合うことで互いに発言力を確保出来るし。また、バブル崩壊して人民元が暴落するリスクもあるけど、バブルを乗り切れば、人民元はさらに上がりそうだしね。そうなれば、為替差でトクをするし。元の国際化という中国の目標に沿うので、中国に恩を売れるし。




 23日各紙。外交文書公開。1972年9月27日、北京での日中首脳会談で、田中角栄首相が尖閣の話題を出したところ、周・中国首相は「話したくない」と拒否。専門家曰く「事実上領有権放棄とみなされても仕方がない」。まぁ、これを言ってるのは日本側の専門家だけど。




 26日各紙朝刊・夕刊。日中首脳会談(25日に温家宝首相、26日胡錦濤主席)、大きな失敗も進展もなく、無難だった模様。北朝鮮問題で意見交換し、パンダを借り、中国国債を日本が持ち、と言う。

 TPPや南シナ海問題などで日本政府が中国を牽制する動きをしたので、これ以上の関係悪化を止めに行った、という外交。まぁ、野田さんも胡錦濤さんもともに政権基盤が弱い(胡氏も温氏も来年退任予定だから)ので、お互い大胆な外交は出来ないでしょう。マスコミは「成果無かった!」と批判してはるけど、今までの野田外交同様、可もなく不可もなくギリギリ合格だと思う。

 ちなみに、購入予定の中国国債は、最大で100億ドル(7800億円)、当面は390億円だそう。最大でも日本の外貨準備の1%未満。
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