21日朝日。食品放射能基準改定案を厚労省はまとめた。現行の5mSv/年ベースの基準から、1mSv/年に変え、乳児にはさらに厳しい基準とする。具体的には(以下、単位はBq/kg)、
野菜 500→50、 水 200→10、 牛乳 200→50
乳児食(新設)50 その他一般食品(肉魚穀物他)500→100
「ゼロにすべき」と言う一部のご意見はムチャ(だって事故前から、検出してないだけで、ある程度入っていたでしょう)だけど。「これまでの基準は何だったの?」とは皆が思うことでしょう。
基準は基準として、これまで通り、子供や妊婦については基準に囚われずより安全な食品を確保しましょう。逆に、もう子供を作らない高齢者は、もっとアバウト・ゆるゆるでも良いハズ。そういう食品流通ルートがあっても良いんだけど... 流通ルートが混乱しかねないから、無理かしら。
なお、23日読売によると。食品の放射能基準。特に水での厳しい基準値付近を測定するためには、新たな測定装置が必要になる水道事業体も多いとか。対応には時間がかかるかも。
なお、以前問題となったお茶や乾物は、水で戻した、口に入る状態で計測することになった。
ちなみに、18日朝日によると。福島第一原発事故の影響として、海洋に流出したストロンチウムは約462兆ベクレル以上(大気からの降下分は含まず)、と朝日は試算した。4〜5月に流出した放射性ヨウ素とセシウムの総量は約4720兆ベクレル(こちらは東電の推定)。魚のモニター強化を水産庁は検討。
太平洋側の魚は... キビシイよねぇ。詳細なモニター結果が出るまで、当分安心出来ない。水産庁のモニターだけでは多くの人が信用しない可能性もある。国際的な、中立な測定機関にも依頼すべき(グリーンピースが測っているけど、うーん、どうかしらね。あの団体を嫌う人も多いし)。特に、海底に溜まっているんでしょうから、鮟鱇とか不安だわー。アン肝とか大丈夫?
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