18日読売webや数日前からの報道。現警戒区域(福島第一原発から20km圏内)と計画的避難区域は、今後
1)20mSv/年未満「避難指示解除準備区域」
(生活環境が復旧できれば帰還できる
2)20mSv/年≦現地の線量<50mSv/年の「居住制限区域」
(除染により数年後に帰還が可能
3)50mSv/年以上の「帰還困難区域」
(帰還まで5年以上かかる
の3区域に再編する案を「たたき台」として枝野経産相は提示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111218-OYT1T00558.htm?from=main2
「避難指示解除準備区域」だって、戻ってどうするの?何か産業が興せる?少なくとも農業は絶対無理でしょうし。子供たちは住める?特に、周囲により高線量の地区がある場合は、あり得ないデショ。
そもそも従来20mSv/年を基準にしてたのは。そう言う地区なら「除染することで10mSv/年程度にまで線量が減るでしょう。そうなれば実質5mSv/年程度にまで被曝線量が減る」と言うことも暗黙のウチにあったと思う。それを、上記2)のように、「除染した結果20mSv/年」としたのでは、それ以上の除染は至難なのだから、「除染前に20mSv/年」の地区より、はるかに戻るに不適切な地区、ということになる。
除染後の線量についてはせめて10mSv/年に厳しくするべきだし、子供の居る人のために5mSv/年以下かどうか?などの目安も示すべきだし。状況を見て戻らない人たちに対しては、「もどれない」として賠償するべき。
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