11日午後、地元議員のタウンミーティング。ミーティングのさなか、14:46、黙祷。東日本大震災から丸9ヶ月。
話の大筋は、前回聴いた話とほぼ同じ。違う点だけメモすると。
・自分の事務所出身国会議員は、
花○(衆院)・高○(衆院)・風○(参院)
の3人いる(高○は、その後別の議員秘書を経由してから国会議員に)
小沢さんには遠く及びません(笑)。
・オバマの野田評「I can do business with him」は、元はサッチャーの
ゴルビー評。このことから、「それまでは酷かった」と言う含意が
あるのかも。
・韓国訪問で、李大統領と、政治家としての信念を野田は共有出来た。
その一つが自由貿易。野田は以前からの筋金入りの自由貿易論者。
小沢さんもかつてはそうだったし、今も内心はそうだと思う。
・野田の「一歩一歩着実に」と言う仕事ぶりは、米側からも駐米日本
大使からも評価されている。
・今後の国際関係は、中国をいかに国際ルールの枠に組み込むか、が
ポイント。中国との安定した関係がキモ。尖閣事件のようなことが
ないように。そのためには、1)日本の国力を充実させる、2)外交の足場
(米韓豪印などとの良好な関係)、3)海洋秩序作りが大切
・中国は当初「南シナ海問題は2国間問題、他国は口出しすべきでない」と
言っていたが、岡田さんが「我々も関係する。国際的に解決しよう」と
ARFで述べた。良かった(岡田、と言うのは議員の言い間違え?)。
それで中国はスネて?この12月の野田訪中が延期となった。まぁ年内に
訪中するとは思うが。
・「将来の安心」と「財政難の解決」両立の難しさ。借金がGDPの150%を
越えたのは、敗戦の年の178と今の2回だけ。事実上の経済敗戦、焼け跡
状態にある。
・「国債を買っているのは日本人だから問題ない」と言う論者もいるが、
国際経済の結びつきの強さ、格付け会社の存在などから看過出来ない。
国債暴落や金利急上昇すればハイパーインフレの危機。
・なので、6月に税と社会保障の一体改革を決め、今般、成案を作り閣議
決定から法案提出まで持って行きたい。
・今朝のテレビの鴨下@自民さんの言う「カフェテリア方式」や「医療・
介護・年金の一体化」は良い案。話し合っていく。
・「議員定数削減法案は何故出せないか」を同僚議員に聞いたところ。
比例区削減は小政党に不利になるので、公明党が呑まないから、そこに
気を遣っているらしい。そんなこと言ったら改革など出来ない、と自分は
思うが。
・その他、公務員削減、給与削減法案も、増税前にやりたい。この点は、
小沢さんの主張に一理ある。
次に、質疑で出て来たこと。
・官邸の裏"動線"から呼ばれ総理に会いに行く場合は、新聞の総理動静
欄に載らない。
・総理のスケジュールは分刻みで、考える時間が取れない。なんとかす
るよう、官邸スタッフに要望中。
・自分は、日中はほとんど官邸にいて、官僚などからのレクを受けたり
総理に対するレクを書いたりしている。夕方、議員会館に顔を出し、
事務処理。
・経常黒字は、現在、貿易より所得収支の黒字が大きい(海外投資による
黒字のこと)。そう言う観点からも、日本に強みがあるのはその通り。
・本来、民主は地方分権の党。斎藤健@自民党新人代議士の提案する復興
特区など良い案。手法はさておき橋下的なことは民主が言うべき
・仕分けは事業毎にすべきでない、シーリングをかけろとのご指摘だが、
野党時代の手法の流れで、事業毎にやっていた。今後は見直す。また、
マイナスシーリングは自民時代にやっていた。今できない理由は、これ
から勉強します。宿題とさせて下さい。
・歳費を減らせ、とのご指摘ですが、無駄には使っていません。国会議員
にかかる費用の削減は、議員定数削減と政党交付金の削減で考えるべき
だと思います。
・台湾の選挙に中国が軍事威嚇した場合。中国は、96年のような軍事演習
はしないと見ている。もっとやり方が巧妙化しているから。万一やって
来た場合、軍事能力的には、中国軍のこの間の能力向上で、米軍が威嚇
し返して止めさせるのはかなり難しい。
・もっとずうずうしく目立て、とのご指摘だが。それをやると党内ジェラ
シーを買ったりしますし(笑)。
・問責2大臣を更迭させよ、とのご指摘だが。たぶん総理はタイミングを
計っているのでは?と推測する。総理に尋ねたワケではありませんが。
野党にも色々あ...<後略> あ、記者さん今日いるの?今のトコ、オフ
レコね。(なので私も書きません。でも、後から口止めしたんで大丈夫?)
ミーティングは1時間半で終了。
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