最近は、多くの情報を簡潔化して、できるだけ多くの情報を送ろうというのが、社会の流行りだな。
デジタル化もその一環だと思う。
複雑なモノを単純な形にして、必要ないと思われる情報を削る。
その結果、現実ではなく現実に近いモノとなる。
CDは耳に聞こえない音域をカットしているので、ライブとは異なる。
類似品である。
アニメや漫画なんかも、情報を簡潔化した媒体と言えると思う。
情報を簡潔化するというのは、分かりやすくする効果があるのだが、その手法を子供っぽいと感じる場合もあるかと思う。
有名な会社のトレードマークはどんどん簡素化する方向に進んでいる。
できるだけ情報を少なくして、それでも理解できるという方向に進んでいると言える。
情報を削り、なんとなく分かった気にさせるという手法はどうも危険だと思う。
所詮は疑似体験であり、それを元に精神世界を築いてしまった人間は、甘い認識の精神世界を築いてしまって、現実で実際に似た状況に遭遇した場合に間違った言動をしてしまう可能性が高いと思う。
これは一般的に平和ボケと言われる事に近いが、あえて、デジタルボケと言った方がいいのかも知れない。
これを真剣に考えていかないと、近い将来重大な問題が起こるような気がする。
デジタル化は効率化であるとともに、幼児化する事でもあると思う。
簡単に物事を説明して理解する事は悪い事ではない。
ただそれは入口を見つける方法に利用するだけで、全てを知るにはかなりの情報量が必要だ。
情報量が多いと、一部をカットして、ショートカットを作るとうのは、人間の脳みそもそういうシステムになっている。
日常生活を簡単におくれるように、脳と言うCPUが重くならないように、自動で重くならない措置をしている。
ただ、重くても、きびきび動く脳を作り上げるという事は、重要だと思う。
自らの脳を高スペックに仕上げるという修行だ。
これがデジタル化によって阻害される気がする。
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