誕生日あたりは最低だと、少し前の日記に書いたが、そろそろ脱出できたかなと思っていたら、昨日またまたショックなことが…。
今秋発売予定とのことで、この夏に購入予約したトミーテックの技MIX 地上航行 戦艦大和の完成品の納期が『来年5月に延期された』と予約した店から連絡があった。
10月中頃、トミーテックにトミックス35周年記念企画商品の購入予約をした折、『戦艦大和の完成品の出荷予定はどうなっているの?』と、トミーテックに尋ねると『未定になっています』との返答。
一瞬、『発売中止』も頭をよぎった。
同じく1/700喫水線モデルであるタミヤのワークス(メーカー完成品)戦艦大和よりも、ディテールアップ度が高い(エッチングパーツ使用はもとより、空中線まで張るらしい)ので、いろんな意味でドキドキしていた。
『ほんまか?大丈夫か』と。
しかし、発売中止ではなく、発売延期でよかった。
購入予約先(量販店のくせに代金全額、約7万円を前払いさせた)も、半年も延期されるのでキャンセルを受け付けると謝罪メールに。
だが、キャンセルすると購入できない可能性もある
なんせ、ほとんど手作業だろうから、予約数以上は作れないかもしれないので。
ところで、11月13日は亡き妻の52回目の誕生日だった。
午後5時頃に大阪駅で家族(私の親と弟)と待ち合わせて、大阪駅前のヒルトンプラザウエスト(ヒルトンホテルの西側)6階にある亡き妻の勤務先が経営する店で亡き妻を偲んだ。
その店へ行く前に、大阪駅と合体するように建つ『ルクア(ビルの愛称?)』にある、同じく亡き妻の勤務先が経営する店で軽く家族で呑んだ…夏に店長さんへ会葬お礼に伺った時に忘れたICOCA(鉄道プリペイドカード)を預けたままだった。
ルクアも含め、大阪駅を挟むように立つ建物は相変わらず、かなりの人出だった。
店長さんが、『大変お世話になりました』と遺影にビールのお供えを…でも亡き妻は酒類で麻疹がでる体質で呑まない…でも、ありがとう。
その前日の12日が、月命日であった。
あと約75分、心停止しなければ、誕生日である13日が命日になっていた。
亡き妻も、どうやら私と同じく『誕生日は最低』タイプだったようだ。
『亡くなっているのに、誕生日を祝うのか?月命日を…ならわかるけど…』と、実母から笑われたが、『月命日は宗教上の…それよりも私は誕生日を大切にする…生誕52周年…』と言うと納得したようだった。
特別な理由はないが、せめてこの誕生日までは、生かせてやりたかった。
余命6ヵ月の診断を言い渡されていながらも(本人はその事を知らない)、その7ヵ月後の誕生日は何とか迎えられた。
そうなると、次の誕生日を何とか迎えさせてやることが私の密な目標であった。
だが、その目標は達成されなかった。
愛してるものを残して、死に行くのは最高のワガママではないかと、この頃つくづく思う…本人も周りも決して嬉しくないが…。
そう考えると、『妻に最高のワガママをさせてやってしまったな』と思えてくる。
高校生の頃、妻は周りから『ユキ』と呼ばれていた。同級生であった私も『ユキ』と呼んでいた。当時は、単なるクラスメートだった。
ヒルトンプラザへ出発する数時間前に、木村拓哉(キムタク)主演の『スペースバトルシップ ヤマト』が放送されていてタマタマ初めて見た。
『宇宙戦艦ヤマト』の実写版で、ヒロインは『ユキ』。亡き妻と字が違って、『雪』だが。
どうでもよいが、TVアニメ版とかなり話しが違う…まっ、いいか
キムタク演じる古代進が、自身以外は総員退去したヤマトで最後の敵艦に突撃。自爆同然で撃破した。
命と引きかえに、ユキはもちろんのこと地球を救った。
私はユキを救えなかった。古代進が羨ましい。
キムタクと言えば、飛鳥涼(チャゲ&飛鳥の)ファンだった亡き妻がブチブチ言っていた。
飛鳥涼のコンサート(ファンクラブに入っていて全て行っていた)に、キムタクがゲスト出演して飛鳥涼と歌ったらしい。
『あまりにキムタクは歌が〇×過ぎて話しにならん。邪魔だった』と…。
そのキムタクの誕生日をタマタマ知ったら、亡き妻と同じ11月13日らしい…くされ縁か。
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