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2011年11月24日21:55

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巨人の四番は打つだけでは務まらない

原巨人がFA村田獲りへ ラミ退団で右の大砲補強急務
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1823162&media_id=30

長年原辰徳のファンをやっている人間から、ちょっと古臭いことを言わせてください。

結果が全ての世界ですから、もし村田が巨人に来てくれて、3割30本打ってチームも優勝ということになれば誰も文句は言いませんし、その時は村田に最大級の賛辞を送られるでしょう。

しかし今シーズン打率.253、20本塁打という成績では、あまり来季に大きな期待を寄せることはできません。加えて、ジャイアンツの四番打者というのは、昔ほどではないにせよやはりプレッシャーの大きいポジションです。

今年は長野が、ジャイアンツの第75代4番打者となりました。他球団でも歴代四番打者を掲載したサイトはありますが、『第○代』などと大仰に言われるのは、やはりジャイアンツだけではないでしょうか。

過去に他球団の四番打者が何人も巨人にやって来ましたが、皆プレッシャーに勝てなかったのか、満足な成績は残せませんでした。特に右の強打者にはそれが顕著でした。ラミレスは本当に例外中の例外だったのです。

もう一つ。成績とともに重要なのが人格面です。品格と言ってもいいでしょう。

ラミレスがあれだけファンに愛されるのは、打つことはもちろん、ファンサービスに熱心で、ファンを愛する気持ちが強いからです。加えて、死球を受けたり内角の厳しいコースを攻められても、激昂して投手を威嚇したりしませんし、審判の判定にクレームを付けて退場させられることもありません。

他球団では大目に見られていた振る舞いだったとしても、ジャイアンツでは事細かに取り上げられ、叩かれる材料になってしまいます。こういった野球以外の部分から来るプレッシャーというのが、実に厄介なものになるのではないでしょうか。

スランプは誰にでもあるので、長いシーズンでは打てない時もあるでしょう。しかし、打てないからといって、イライラしてピッチャーの内角攻めに怒ったり、審判の判定に文句を付けたりする選手は、まず間違いなくジャイアンツでは活躍できないでしょう。そういう選手は、真正面からプレッシャーに立ち向かえず、潰されてしまっているからです。

要するに、打てなかったりミスをしたり、苦しい時の立ち振る舞いこそ、ジャイアンツの四番には求められるのです。私が子供の頃、原さんを好きになったのは、ただ顔がカッコイイとか、ホームランをたくさん打ったとか、それだけではありません。

常にONと比較され、打てなければ容赦なく叩かれる。その重圧たるや凡人では想像できないでしょう。子供心にも見ていて辛いものでしたが、原さんはその重圧から逃げたり、斜に構えたりすることはありませんでした。常に真正面からプレッシャーに立ち向かう、その生き様を好きになったのです。

村田もそういう生き様を見せてくれる選手であるなら、歓迎します。
上から目線でゴメンねあせあせ(飛び散る汗)
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