22日午後。地元議員のタウンミーティングに行く。
オフレコの内容だった
※ 記者はいたけど、ミーティング開始前に、キツク「オフレコだよ」と
念を押されていた。今日に至るまで内容は報じられていないので、オフ
レコは守られているみたい
ので、2週ほど空けて、かつマイミク限定で日記に上げます。内容はオフレコでお願いします。
記憶で要約を書くと、 (→印の右は私の感想)
・ 補佐官に任ぜられたが、これは以前からの希望通りだった。
→私も、そう彼が言っていたのを覚えてた
・ 補佐官の仕事は、役人などが総理にレクチャーする時横にいて、役人が
去った後、総理にセカンドオピニオンを提供するなど。国際会議に立ち会っ
たりもする。
・ 代表選の前、文藝春秋に載った野田政権構想は、自分と近藤洋介とがサ
ポートし作った。
・ 国連総会でのオバマとの会談は友好的だったし堂々としていた。自分が
要望した振り付けを守り、メモなど見ず、対等に自信に満ちた姿を見せ、
世界情勢への討論も行われた。
かつてのような、相手の要望を承るだけだったり、こちらの要望を伝える
だけの陳情外交からの脱却。
その他、感銘を受けた首脳は、英国のキャメロン首相とインドのシン首相。
キャメロンはノーブレス・オブリージュの塊の様な人で、世界を良くしよ
うという使命感にあふれていた。
シンはさながら哲学者。「日印は、何の制約もない珍しい国際関係」と彼は
言っていて、同感。総理は招聘に答え12月、国会が終わり次第?訪印する
かも(未定、調整中)。
・ 日韓会談。李大統領は、3・1(独立運動記念日、サミル節)でも
8・15(独立記念日)でも、竹島や慰安婦などの反日演説をしなかった
唯一の韓国大統領。会談も友好的に進み、少人数だけの非公式会談が50分
も持てた。
日韓関係は日米関係に次ぐ重要な二国間関係だと考えるので、大変良かった。
・ TPP。意外に本気で反対してる人は党内にそんなにいないと思う。明日
の日本のために必要だ、ということは皆分かっているのではないか。農業に
補償することは当然の前提。
農水省の試算する農業分野での損失は8兆円。仮にこれが本当だったとし
ても、貿易増だけで35兆円を見込む。税収増は10兆円。そこから農業に
対し保障(競争を促すため全額ではなく半額程度?)しても、充分プラスに
なる。
非農業分野で反対している業界もあるが、その中には、過剰に保護され既
得権益にしがみついている分野もある。例えば薬業界など。
交渉に2〜3年まだかかるし、発効はそれから10年後。なので、発効は早
くて12〜13年後。
→ 私は、プラスもマイナスも上記見積もりよりは小さいと思う。差引すれば
TPPだけを考え、かつ農業などへ補償しても少しトクだとは思うけど。
・ TPPと税と社会補償の一体改革が、当面の野田政権2大テーマ。これで
くじけ妥協するなら、短命政権に終わりかねない。
・ 原発。深刻に考えている。10kmとは言わないが、数km圏は何十年と入れな
いと思う。
関連して今後のエネルギー。ごく短期的には、安全性の確認された原発は
来夏前に再稼働すべきだと考える。でないと産業、製造業が保たない。節電
意識の浸透と、火力などのフル活用がなされるので、停止している全原発の
再稼働までは不要だが。
短中期的には火力発電の大増設が必要。特に新式ガスタービン。ガスは先
進国(米・加など)に多く埋蔵されているので政治リスクも低いし、CO2効
率も良い。
長期的には、自分には迷いがある。CO2地下埋設技術が出来れば、石炭火力
だって良いはずだけど、CO2をナントカ出来なければ原子力も再度出番があ
るかも?地震の多い環太平洋地域には、原発は向いていないと思うので、頼
りたくはないが。
また、別途、他国に輸出するため、より安全な原発の開発はあって良いよ
うに思う。
→ エネルギー・原発関係については、私とほぼ同じ意見。
・ (国民投票制度を望む会場からの意見に対し)あって良いが、投票の前提
となる正しい情報を国民に伝えるのが難しい。デマが広まっての投票では世
論が歪む。
・ (少子化対策に当たり望ましい家族の形をどう思うか、と言う質問に対し)
原則は、伝統的な家族が基本だと教育したい。もちろん、そうは出来ない人
も多いことも教えることとセットで、だが。自分はそこは保守的感覚だ。
→ ここは私と意見が違う。伝統的って、要は昭和的家族観にすぎない。明治
大正は別だったし、江戸も別。平成には平成にふさわしい家族観があるはず。
平成に昭和的家族観を押し付けても無理。
・ (沖縄基地問題をどう考えるか、との質問に対し)鳩山さんが壊してし
まって、難しい。実はナイショで沖縄に行き要人(現知事ではない)とも意
見交換している。
沖縄のサイレントマジョリティは、基地は仕方がないと思っているし、日
米安保にも賛成だそう。ただ、この層が鳩山さんの一連の言動でシラケてし
まって、基地絶対反対のノイジーマイノリティの声が相対的に大きく聞こえ
る。この状態は、少なくとも数年は続くと見ている。
→ 確かに基地やむなし派の方が多いとは思う。でも、あれは容認派ではなく
やむなし派だ、とも思う。
かといって、辺野古の工事を強行して第二の三里塚にもすべきではない。
なので、今は時間を稼ぐしかない。
→ 普天間そのままで当面行く、と言う意味か?
そうして、沖縄の他の地区が基地を受け入れてくれるようになるなどを待
ちたい。それを待ってくれるよう、米国とは交渉して行きたい。
→ 嘉手納統合が念頭にある?
・ (民主党と自民党の違いが分からなくなった。違いはどこにあるのか?と
いう質問に対し)現実は一つなので、それに対応する部分はどうしても似て
しまう。ただ違いは確かにあって、大きいのは「地域主権」と「間接給付か
ら直接給付へ」の2点だと思う。これにより無駄もはぶけ効率化が図れる。
無駄な部分に利権を持っていた自民には出来にくいこと。
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