mixiユーザー(id:2129235)

2011年11月05日06:19

1 view

秋の映画祭8本目・9本目

 秋の映画祭8本目『第13回ソウル国際女性映画祭アジア短編コンペティション部門受賞作品特集』、韓国文化院主催コリアンシネマウィーク2011。

 ・『告白』(原題:同じ)クリスチャン主婦の朴さん。ご近所の子や自分の息子の性の目覚めに戸惑い...

 ・『土曜勤務』(原題:同じ)休日出勤しているネット接続業者のトヨン。親が留守だという家で接続作業をするが、母親はいつまで経っても帰宅せず...

 ・『都市』(原題:City)機械や服が全て透けて見えるセカイを想定し、都市をアニメで描く。淡い色彩のアニメで、それだけなんだけど、それだけではないものがある。

 ・『死んだ犬を探して』(原題:たぶん同じ?)。祖母が飼うと犬が早死にする!?真相を突き止めようと、孫娘は祖母と母に色々聞くが...

 ・『消えた夜』(原題:たぶん同じ)57歳の主婦イルスン。食堂でのパートで、病んで働けない夫を養っていたが。夫は変死。その死について疑いをかけられ...

 4番目は、イマイチ好みに合わなかったけど、いずれも力作。女性監督は短編の方が向いているのかもしれない。長くなると、散漫になる人が多いような。

 評価は4点。





 秋の映画祭9本目『最新短編作品特集』、韓国文化院主催コリアンシネマウィーク2011。

 ・『女子万歳』(原題:同じ)監督自身の知り合い(前作『虹』の主演女優、本職はインディーズバンドのドラマー、にカメラを持たせた様子、監督の知人の娘でダンスに熱中している子の様子、韓国初女性映画監督、韓国2人目の女性映画監督などを描くことで、女性の意識と環境がどう変化してきたか?を描くドキュメンタリー。戦後の名女優オメンラン(オム・エンラン)も登場。

 前作『虹』を観ても思ったけど、地味ながら実力のある監督さん。華がないので、あまり撮らせて貰えなそうなのが残念。


 ・『ムーンウォーク』(原題:ハングル解読に失敗しました)職場での慰安旅行・秋のキャンプで、同僚に恋をした中年女ムン。娘のピンクのブーツを勝手に履いて、想い出のキャンプ地に独り妄想旅行するが...

 年はとっても女の中身は少女、という恐ろしくも切ない、でもやっぱり恐ろしい現実。

 評価5点。地味だけど、この2作が今回の「コリアンシネマウィーク」のベストかも。他人に見せる、ということをキチンと意識している2作。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する