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2011年11月04日21:13

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あら、「萌え」って日本人のDNAですのよ?

9歳の少女が「その電話、信じちゃダメ!」 松戸市で振り込め詐欺防止を呼び掛ける萌えポスター登場
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1800729&media_id=128


枕草子の146段「うつくしきもの」などを見ると、よく理解できましてよ?


ま、それはともかく。
こういった「イラスト」ポスターの利点はいくつかあって
ざっと考えただけでも費用面、対心理効果面、啓発広報面の点で
実在の人物を用いた写真ポスターよりもメリットがあると言えるのだ。

まず費用面。
実在の人物を用いる場合、モデル及びカメラマンのギャランティ、スタジオ費用等々を試算すると
イラストのそれと比較した場合、明らかにイラスト利用の方がコストが掛からない。

次に対心理効果面。
振り込め詐欺の被害者は特に高齢女性に偏重している。
イラストと言うのは「デフォルメ」であり、子供顔は人間の保護欲求を引き起こす効果があるのだ。
また女性であれば必ずと言って良いほど経験している「お人形遊び」のそれにもイラストは通ずる。
つまり高齢女性への訴求効果が見込めると言う事なのだ。

最後に啓発広報面について。
どれだけポスターを作って掲示しようが、見過ごされたり
広く話題に上らないまま掲示を終えたのでは、本当の意味での啓発には繋がらないのである。
被害者と成り得る当人だけでなく、周囲も含めた地域コミュニティ全体で意識せねばならないのだ。
そういった意味で、黙っていてもネットニュースやまとめサイトで採り上げてくれる
この手のイラストポスターは話題性の創設にもってこいなのだと言えよう。

以上、このポスターのメリットを述べてみた。
詳細に分析すれば他にもいろいろと出てきそうだが(色彩効果や、老人の人物描写など)

とりあえず「誰得?」と聞かれたならば「市得」と答えて正解だと思うのである。
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