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2011年10月28日03:00

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実に身勝手な基準

■生涯累積線量の上限、百ミリ・シーベルトと答申
(読売新聞 - 10月27日 19:25)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1791881&media_id=20

現在の『1kgあたり500ベクレル』という暫定基準よりはずいぶん厳しくなったと錯覚しそうですが、ここで言う生涯100ミリシーベルトは、あくまで食品からの内部被曝に限定された数値であり、外部被曝は完全に無視されています。

本来ならば空気中の放射線による外部被曝量と、食品や飲料水を摂取する際の内部被曝量を合わせて年間1ミリシーベルト以下、というのが最低限の基準のはずですが、国は勝手に『現状では外部被曝の影響は小さい』と決め付けて、最低限の基準すら守ることを放棄した、ということになります。

また、『生涯』100ミリシーベルトというのもおかしな話です。極端な話、生涯のうち最初の一年間で100ミリシーベルトの被曝をしてもいい、ということなのですから。

そのくせ、真夜中にこっそりこういう情報を出してきます↓
放射性物質放出量、政府推計の2倍か (読売新聞 - 10月27日 03:11)
http://mixi.at/agzlH9E

年間1ミリシーベルトを超える高線量の地域は、実際にはどれほどの広さになっているのでしょうか。推測に過ぎませんが、おそらく現状で年間1ミリシーベルトを守ろうとしたら、国土の大半を立ち入り禁止にしなければならないほど酷いので、『放射能はたくさん浴びても安全』ということに話をすり替えたのだと思います。

本当に、ふざけた話です。
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