mixiユーザー(id:3775167)

2011年10月22日12:43

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つまらなそうだが、反対署名するほどでもない

秋葉原事件映画化にネット大議論「反対署名」の声も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1784770&media_id=29

>「二度とあんな殺人鬼は出てきて欲しくない」
>「加害者の深層心理を描いて現代の社会問題の風刺的な作品にもってきてくれる事を期待」
「加藤の家庭環境で性格がいかに歪み、犯行に至ったかを描け」

「深層心理」
本人ですら自覚していないことを、赤の他人には理解でき、分析も可能だと信じることができるのはなぜだろう。
「現代の社会問題の風刺」
「社会」を原因にしたがる人は、「自分も実は殺したい」とでも思っているのだろうか。
もし「社会」が主因なら、自分にも責任があるが、どうすればいいのか。
億で割るから負担が軽いというのだろうか。それとも、「社会」には、自分だけは含まれないという都合のいい考えを抱いているのだろうか。
「家庭」が悪いといいたがる人は、犯人に兄弟がいた場合には、そいつが社会にとって潜在的な脅威と信じているのだろうか。かれらは社会から石もて追われても当然と主張するのだろうか。
宮崎の家庭がメチャクチャになったのは当然なのだろうか。

凶悪犯罪に通底する原因を求めたがる欲望、犯人の個別性を意図的に無視したがる傾向は、何に由来するのだろう。
自分とて「こんなことは二度と起きて欲しくない」けれども、それをシステム的に徹底するとどういう世の中を招来するのか、わかっていうのだろうか。
どこかに個別性を捨象し、一人一人を「共同体の制御の元におかれた部品」という感覚があるのではないだろうか。

自分は観ない。
先のようなコメントをする人達に納得がいくような「原因と結果の物語」に奉仕する作品が結果するだろうから。
制作費を、被害者やその家族に寄付した方が有益とは思う。


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