高橋はるみの３選を許したことが心底悔やまれる

■道議会出席拒否の北電社長、反発受け出席へ
(読売新聞 - 10月22日 09:58)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1785457&media_id=20

この問題、高橋はるみ知事が関与していないはずがないんですよ。
経産省出身の、バリバリの原発推進派なんですから。

今更言っても仕方ないのですが、今年４月に行われた統一地方選挙は、震災特例で被災地だけでなく、全国に適用して投票日を半年から一年遅らせるべきでした。当時は震災に対するショックが大きくて、選挙のことなどほとんど考えられなかったという有権者は多いはずなので。

穿った見方ですが、国は原発事故の真実が明るみになり、脱原発の世論が高まる前に統一地方選を強行して、原発を継続する道筋を立てたかったのだと思います。そのためには、有権者が震災のショックで『思考停止』に陥っているうちに、選挙を行うのが最も都合がいい。そういう思惑があったのではないでしょうか。

事実、今回行われた自治体の首長選では、現職の多くが再選しています。
http://jichisoken.jp/publication/monthly/JILGO/2011/07/tkamata1107.pdf
(自治総研　『2011年統一地方選を振り返って』)

九州電力のやらせメールで関与が疑われている佐賀県知事や、震災当日に出馬を表明した『天罰』発言の石原慎太郎も、この時にちゃっかり再選しています。さらには原発を多数抱える福井県、島根県でも現職が再選しています。

もし今選挙をやっていたら、どういう結果になったでしょうね。
それが心底悔やまれます。