mixiユーザー(id:19426232)

2011年10月15日00:48

2 view

つくもっちんぐ VOL.3




九十九(つくも)さんとの出逢いは、この夏のとても暑い日の昼下がり。
昔からお世話になっている劇団NLTの女優さん、
岡本牧子さんの舞台を拝見したあとでした。


九十九一(つくもはじめ)さん、
ご存知の方が殆どだと思いますが、私はかねてより、
あの淡々と飄々とした在りようの中で
時折もの凄い爆発力を見せるあの笑いの世界が大好きで、
テレビで視るたびにお腹が痛くなるほど笑わせていただいたものです。


岡本さんの舞台の後、劇場の喫茶店で岡本さんと、共演者の俳優さんと、
同じ回を観に来ていた九十九さんと私の4人でお茶をすることになりました。

と、いっても、九十九さんと私はビールです。


真っ昼間から?


だって、季節は夏、とても暑い日で、
二人はいわゆる“のんべ”でしたから。


ひとしきり先ほど観た舞台の感想で盛り上がったあと、九十九さんと駅へ。
別れ際に、


「公演があるときには岡本さん経由でぜひお知らせくださいね。」


と、にっこり微笑んでから数日後…
岡本さん経由でいきなり出演のご依頼をいただいたのでした。


公演はショート7本(もしかしたら8本)のオムニバス。
顔合わせ&脚本読よみ(ほんよみと読みます)の初日、
その中の一本について九十九さんの仰ることにゃ、


「この話は上さん(私)に初めて会ったあと、
 ぶあーーーーっと、イメージが膨らんで、
 その日の夜には完成した作品です。
 この役は上さんのイメージで書かせてもらいました。」


へぇ〜!一回お会いしただけで書いていただいたということは、
これに九十九さんからご覧になっての
“私の第一印象”が凝縮されているということですね!

ちょっとドキドキわくわくします揺れるハートぴかぴか(新しい)
どんなイメージを持ってくださったのかしら〜るんるんって。

そして脚本よみ。
初見ですから内容がわからぬまま読み進みます。



ふむふむ…


ほうほう…


へぇ〜


…ん?


え?え?


…。


え゛ーーーっexclamation ×2exclamation & question



そ、そーなんだ…
これが私のイメージか…たらーっ(汗)

あまりに思いもよらぬ、ド肝を抜かれたようなその結果に、
軽くショックを受けたことはことは否めません。
が、
妙に納得もしてしまった(笑)
そしてストーリーも面白い。



え?どんな役かって?
それはご覧いただいてのお楽しみですウッシッシ



先日の立ち稽古初日のあとは、九十九さん宅で呑み会でした。
脚本よみ初日のあとも呑み会でした。

ちなみに脚本よみ初日の次の稽古がもう立ち稽古初日です。
台詞を入れた上で。
私にとってはジェットコースターメニューです。

そして多分次回稽古のあとも、次々回稽古のあとも、
次々々回稽古のあともきっと呑み会です。
九十九さんは呑み会のために芝居をやるという噂もあるほどです。
冗談はさておき、私はそういうの嫌いじゃありません。
いえ、寧ろ好きです。大好きです。
なにしろ“のんべ”ですから。


あ、そーいえば、
脚本よみが始まると同時にフツーにビールを注がれたことを思い出しました。
もちろん断るわけがありません。
フツーにいただきました。
ちなみに真っ昼間です。
フツーです。フツーです。


前回の呑み会では九十九さん自らお好み焼きを作ってくださったのですが、
「さすが大阪人!!」
と、いう域を遥かに超えた、味もフォルムもパーフェクトぴかぴか(新しい)なお好み焼きで、
思わずおかわりをしてしまいました。
一家に一人は欲しい人材だと心から思いました。


ちなみにこの日はマイミクももちゃんのお友達でもある
カメラマンのじゅんちゃん(49歳・独身・男性・驚くべきハイテンションの持ち主)も来てました。

彼の撮った写真の中には、
『天空の城ラピュタ』のパズーや『ドラゴンボール』のクリリン役でおなじみの
声優の田中真弓さんと、
九十九さんの奥様でもあり、今回共演させて頂く声優の住友優子さんと共に
目隠しオニに興じる九十九さんの姿がありました。

オニである田中さんが

「え?これ何?何???」

と、触っているのは九十九さんのナマ尻でした。
相手が目隠しなのをいいことに、
ズボンとパンツを下ろしてナマ尻を触らせるなんて、
とってもお茶目な九十九さんです。



さて、お好み焼きの後は競艇です。



競艇?あのボートの競争にオッズかけるやつ?



そうです。あの競艇です。
九十九邸には競艇のオッズ用のマークシートがあるのです。
競艇場に行く度に、九十九さんが持ってくるのだそうです。

テレビで競艇のナイター中継を視ながらみんなで予想します。
これは九十九邸に訪れる人々の間では周知の恒例行事なのだそうです。

九十九さんが耳に赤鉛筆を挟んだ競艇場の予想師のように
分析を披露しアドバイスをしてくれます。


私「3-6-2…か、4かな。三つ目は偶数が来る気がするなぁ。」


まったくたただの直感です。
頭にふっと浮かんだ数字と色だけでものを言ってます。
べつに九十九さんのアドバイスを無視してるわけではなく、理解ができないのです。


九十九「6だけはないわ。」

私「競艇ってまったくわからないんですけど、
  番狂わせってあんまりないもんなんですか?」

九十九「絶対ないってことはないけど、今回6番だけは絶対ない。」


でも、どーしても6番が気になるので、最初の直感どおり、3-6-2で行きました。
あ、結局無視なんでしょうか。


結果、なんと私の一人勝ち。ドンピシャでした。


九十九さんビックリ。


みなさんもビックリ。


私もビックリ。


ビギナーズラックというやつでしょうか。
賭け事に嵌っていく人の気持ちが少しだけわかってしまいました。

こうやって小さな運を使い果たしてゆくのね…
と、いう声も聞こえてきますが、
幸先がいいわ〜♪と、私は思いました。



競艇で大いに盛り上がり、酒宴もますます盛り上がります。
その合間に私は九十九さんの小学2年生の息子くんと
DSマリオカートの対戦でも盛り上がります。

そのうち息子くんのおもちゃの弓矢で、的当てゲームも始まります。
勝負はカメラマンのじゅんちゃんの額にいかに綺麗に矢を立てられるかです。
もちろん大人が率先してやります。

逃げるじゅんちゃん、
押さえつける私、
打つ角度を指南する岡本さん、
弓矢を構える九十九さん、
応援をする息子くん、
九十九邸はもうてんやわんやの大騒ぎです!!


大騒ぎです!



大騒ぎです。




大騒ぎで…





あれ?なんの話でしたっけ?
そもそも私はなんで九十九さん宅にいたのでしょうか…






あ、そーだ、芝居の話でしたね。

やばい、マイミクkeizoくんの日記並みに長くなってしまいそうですたらーっ(汗)
みなさん、そう嫌にならず、もうちょっとおつきあいくださいませあせあせ(飛び散る汗)

あ、keizoくん!
keizoくんの日記を読んで嫌になっとるっちゅーわけとちゃうよ!

彼の日記はそれはそれは面白いのです。
マイミクporiさんも、keizoくんとマイミクでもないのに
愛読者になってるくらいです。
ほんまに、電車の中で読むと痛い目に遭います。
みなさんも是非一度お立ち寄りになってみてくださ〜いわーい(嬉しい顔)るんるん


ふーっ、フォロー完了したところでやっと本編です。








フォト


フォト


<strong>つくもっちんぐ VOL.3</strong>
「つくもっちんぐ」とは…九十九一(つくもはじめ)をウォッチング(見る/観察)の略。
<strong>霜月に クスッと笑える オムニバス</strong>

2011年11月3日(木・祝)
昼の部/15:00
夜の部/18:00

会場は開演の30分前



【出演】

九十九一
住友優子
岡本牧子
上の平多香


【会場】
<strong>浅草・アミューズミュージアム6F《織姫の間》</strong>

東京都台東区浅草2丁目34番3号
<strong>浅草寺本堂東側、重要文化財「二天門」に隣接。</strong>

アミューズミュージアム アクセス
http://www.amusemuseum.com/access/index.html

<電車利用>
◎東京メトロ銀座線「浅草駅」・
 東武伊勢崎線「浅草駅」から370m(徒歩5分)
◎都営浅草線「浅草駅」から500m(徒歩8分)
◎つくばエクスプレス「浅草駅」から
 500m(徒歩8分)

<都営バス利用>
◎(都08)日暮里駅⇔錦糸町駅「二天門」下車すぐ
◎(草64)浅草雷門⇔池袋東口「二天門」下車すぐ

TEL 03-5806-1181(10:00〜18:00)


【料金】
2,500円(予約/当日とも)


【チケット】
私にお電話かメール、メッセにて、
ご希望の時間をお知らせくださいませ手(パー)

今回一日だけの公演です。
キャパも80程度の小さい劇場です。
ご予約はなるべくお早めにいただくことをお勧めいたします手(パー)






な に し ろ、ナンセンスなのです。


「こんなん絶対ありえへんわっ!」


と、いうお話ばかりなのに、なぜか、


「ああ、おるおる、こういう人〜)))」


と、思わせるような人物ばかりが出てきます。


そうなんです、私が九十九さんの一人コントネタが好きなのは、
恐ろしくナンセンスなのに、いわゆるドタバタコントとは違う、
あのナチュラルさにあるのです。

そしてありえない設定の登場人物になぜか共感してしまったり、
切なさすら感じてしまう、あの感じが好きなのです。

今回もそんな九十九ワールド満載のお芝居です。


先にも述べましたように、
ショート7本(もしかしたら8本)のオムニバス。


「不思議な愛のかたち・趣味」

「怪談・カレーライス」

「不思議な愛のかたち・夫婦」

「メリーさん」

「勝負する女たち」

「九死に一生」

「不思議な愛のかたち」

(そしてもしかしたらもう一本)


様々な愛のかたちをご覧に入れます。
どれもサブタイトルの通り、クスッと笑えるお話です。
ぜひクスッと笑いにいらしてくださいませ。
そして前述の「上さんのイメージで書いた役」がどれか当ててみてください(笑)
私は5本(もしかしたら6本)の作品に出演しております手(パー)


みなさまのご来場、心よりお待ち申し上げておりますぴかぴか(新しい)揺れるハートぴかぴか(新しい)

















なんか、この日記、
写真から下だけでもよかったかも、と、思うのは私だけでしょうか…
なんなら切り取り線から下だけとっといて頂いてもかまわないです。









4 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する