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2011年09月22日18:49

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薄い

まどマギからミンキーモモまで! 『別冊オトナアニメ 魔法少女マガジン』9/22発売
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1751869&media_id=119



採り上げた作品が何と言うか、薄い。
もちろんそれぞれ単独で論じれば、文化研究としては申し分の無い内容の作品ばかりではあるが
殊更に「魔法少女」と言うカテゴリーの「年代別代表作」と言う位置で論ずるのであれば
他にもっと適作があるだろうが?と思うのだ。

例えば80年代魔法少女アニメを語るのであれば、エポックメイキングとしてのミンキーモモよりも
それを受けて連作された、ぴえろ作品群の中からクリィミーマミを代表と据えるのが適切であろうし
90年代の代表作として挙げるならセーラームーンの方が「時代」を論ずる上でふさわしいと思える。

また00年代の代表作としてどれみを挙げているが
(と言うかこの「ゼロ年代」と言うカテゴライズ自体が愚であると常日頃から思うのだが)
どれみは寧ろ90年代の総括→00年代への移行として語られるべきで
00年代としては、エロゲムーブメントから変遷し
コアターゲットを少女から青年男子へ完全に移行した作品として
リリカルなのはを主軸にすべきであると思うのだ。

まどマギはまだ10年代の「代表作」として位置付けるには早計であるようにも思うしで。

また「オトナアニメ」として論ずるのなら、70年代の魔法少女と言う原点にも触れるべきなのだ。

そういう論旨の構築に重きを置かず、購買客層への知名度や媚で誌面構成するから
レビュー見ただけで「薄い」と断言されてしまうのだと・・・げふんげふん



まあ、「同世代意識の共有」ってのは大事だよね。出しても赤字じゃ困るだろうしね。
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