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2011年09月19日08:19

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こんなつまらない男を社長にしたのは誰だ?

■失踪のJR北海道社長、遺体を確認…小樽沖
(読売新聞 - 09月18日 18:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1747302&media_id=20

≪ 12日朝から行方不明となっていたJR北海道の中島尚俊社長(64)の遺体が18日朝、北海道小樽市・オタモイ海岸の沖合約1キロの海上で見つかった。
 札幌市東区の自宅に遺書とみられる十数通の書き置きが残されていたことから、北海道警は自殺とみて、死因などについて調べる。
 道警幹部によると、遺体は18日午前7時55分頃、プレジャーボートの釣り人が発見し、小樽海上保安部の巡視艇が収容した。指紋などから、道警が中島社長と確認した。
 家族や会社関係者らに宛てた書き置きには、5月27日に占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線トンネル内で起きた特急の脱線炎上事故の後、同社で相次いだ一連の不祥事で心労が重なり、「仕事で迷惑をかけた」などと記されていた。≫

 本人が遺書で書いていたとおり、これは「戦線離脱」であろう。辛いからといって、社員を残して自分だけさっさと逃げ出したのである。こんな心の弱い人物が社長を務めている会社の社員が本当に気の毒である。

 「心労」で倒れた東電の前社長も同じであるが、たとえ厳しい状況であったとしても、経営者は逃げ出さないでもらいたい。現場の社員は逃げられないのである。

 だが、JR各社(旧国鉄)にしても、東電にしても、旧態依然とした伝統的大企業の場合、減点方式の保守的な人事評価の積み重ねを通じて、多くの場合、「キズのない人材」「敵のいない人材」「上司の覚えめでたい人材」「リスクを取らない人材」が出世競争で生き残っていくことになる。平時であれば、こういう能吏タイプの人材の方が穏当なのかも知れないが、このタイプの人材が有事にも対応できるとは限らない。「ハンモックナンバー」で出世が決まった旧海軍(旧陸軍も同様)がいざとなったら、まったく機能しなかったのと似ている。

 たぶんこの社長を社長に据えたのは、記者会見に出ていた会長あたりなんだろうが、きっと前述のような人事評価の過程を経て、ゆめゆめ自分に歯向かうような危険性のない「イエスマン」を選んだことであろう。その際に、経営者としての「ストレス耐性」は点検したのだろうか。こんな人物を社長に据えた判断責任は重大だと思う。

 自分の命なんだから、どう始末をつけようと自分の勝手であるという考え方もあるが、僕はそれには違和感を覚える。特に今回のように、現実から逃避するために、あるいは自分がラクになりたいからという理由で、自殺を選ぶのは最低であると思う。

 辛くても、ちゃんと最後まで落とし前をつけるべきである。それが社長としての最低の務めであろう。
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