「山崎屋」について

　日記に書くのが少々遅れたが、先日9月16日（金）夕刻、浦和の「山崎屋」で鰻を食した。

　この店は昼間は何度か訪れたことがあるが、夜は初めてである。ラストオーダー19時半とのことで、我々が訪れた18時半頃は週末にも拘わらず既に比較的空いていた。夜はいつもこんな感じなんだろうか。

　昼に来たときは、昼食時でもあり、「鰻重（上）」プラス「肝吸い」で、ビールを飲むくらいだが、今回は夜だったので、僕も連れもビール（生）を頼んで、「板わさ」「肝焼き」と「白焼き」、「鰻重（上）」というパターン。ただし「鰻重」が来る前にお腹が一杯になっては困るので、「板わさ」「肝焼き」「白焼き」は各1人前を頼んで二人で分けることにした。

　「肝焼き」はよく焼かれた肝に甘いタレが美味しくて、ビールが進む。

　「白焼き」は実は今回ひそかに期待をしていたのであるが、期待が大きすぎたせいか、「？」という感じであった。鰻が肉薄で、何やらボソボソとしているのだ。先日の「むさし乃」の「白焼き」は、焼き方が絶妙でホッコリとした感じに仕上がっており、生姜醤油とたいへんよく合っていたものである。

　「鰻重（上）」はいつも食べているので、まあいつもどおりの期待を裏切らない感じ。でも先程の「白焼き」の失望感を引きずっているせいか、あまり印象に残らない。

　あと追加するならば、ここは4人以上でないと予約を受けてくれないそうだ。したがって、この日も予め数日前に電話をしたのだが、予約は受けてもらえず、アポなしでの来店となった。この辺も「むさし乃」の方が、親切というか、顧客志向を感じる。

　と言うことで、「山崎屋」と「むさし乃」を食べ比べてみると、我々（一緒に行った連れは、鰻が大好物で、鰻には結構うるさいのだ）の評価は、共通して「むさし乃」に軍配が上がった。

　また近いうちに鰻を食べに行くことにしているが、そのときは、やはり「むさし乃」なんだろうな。

　「山崎屋」を出たのはまだ20時前であったので、2次会は「力（リキ）」でレッズサワーとモツ焼きであった。