SUPER8 (2011 米)
J・J・エイブラムス 監督
エル・ファニング
カイル・チャンドラー
ロン・エルダード
ノア・エメリッチ
ガブリエル・バッソ
◆物語(gooより転載)
1979年。オハイオの小さな町に住む14歳のジョーは、仲間たちとの8mm映画作りに没頭していた。ある日、真夜中に家を抜け出し、駅に忍び込んで撮影をしていた彼らは、貨物列車が脱線・炎上する大事故を目撃してしまう。まもなく町に大挙してやってきたのは、武装した空軍関係者。あの列車で、空軍は極秘裏に“なにか”を運んでいたのだ。やがて町では、飼い犬が姿を消し、車のエンジンのみが盗まれるなど不可解な事件が続発。さらに9名の行方不明者が出るなど、事態はどんどん深刻になっていく…。
◆黒感想。
0.予告編の感想。
おお、スピルバーグ製作総指揮ってこた、あれだ。ETとか未知との遭遇とか「アノ頃」の「アノ映画」だ。予告編からしてもう「アレ」だな。
1.本編をみての感想。
ありゃま。なんだこの荒っぽいストーリー展開は。いや、物語後半まで「見せない」ってのは、まぁそれはそれでアリ。でも、あれ? スピルバーグ映画に必要不可欠な「心の交流」が全然ないじゃん。かといって、「ジョーズ」「激突」みたいな「見えない恐怖」もあんまり感じないし。JJエイブラムスはけっこうイロイロ撮ってると思うんだが、なんでこんな中途半端になっちゃったんだろう。「子供たち」「夜」「カメラの中に反射するライト」「犬」「子供部屋」といった「スピルバーグ風味」なディテールはきちんとしてるだけに、ストーリーがえらいことすっ飛ばし気味だから違和感ありあり。少なくとも、若い頃のスピルバーグだったら、キューブを使って、主人公と「アレ」との心のつながりをねっちょりばっちり描いたろうに。例えばキューブを枕の下に入れて寝ちゃって、夢の中で交流するとか、そんなんでもいいと思うんだ。ファンタジーなんだしな。あ、今気づいた。「キューブ」って、あってもなくてもストーリーに影響ないよな。思わせぶりな登場をしたアイテムなのに…。
そんなわけで。うーん。早くウチに帰ってジョーズとETをDVDで見たくなった、そんな映画でした。
2.役者について。
異様に芝居の上手いヒロインは、ダコタ・ファニングの妹、エル・ファニング。それ以外の子役もなかなかのもんで。ジャイアン役とか火薬坊やとか、決して「いい子」には見えないんだけど、実に味のあるキャラクター。合衆国にはこういうスーパー子役が山のようにいるんだろうな。
3.誰におすすめ?
「スピルバーグ映画」を観たことない人なら超楽しめちゃうかもだ。
◆重箱の隅。
子供部屋にタイ・ファイターがぶら下げてあったぞ。こういうディテールはしっかりしてるんだがなぁ。
スターウォーズつながりで、途中まで「She is your sister」オチが来るのかなと思ってたんだが、それもなかったな。
ログインしてコメントを確認・投稿する