「ああ言えば上祐」再び(ニュース日記、駄犬の駄文)

■松本復興相「前向いて復興に当たる」辞任は否定
(読売新聞 - 07月04日 16:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1659841&media_id=20

地下鉄サリン事件で容疑者として浮上したオウム真理教は、当時の上祐史裕広報部長を擁して反オウム報道に対して舌戦を仕掛けた。そこで生まれたのが「ああ言えば上祐」という言葉である。これは屁理屈を連発する上祐氏の弁論を皮肉ったものであった。

だがその言葉に乗せられた当時の知識人の多くがオウムは犯人ではないと擁護し続けた。今思えば、実に滑稽な話だ。だが今の国民は当時の知識人を笑えない。民主党とオウム真理教との間にさしたる違いはないからだ。

もちろんオウム真理教は権力にテロで対抗すべく、多くの国民を虐殺したカルト宗教だ。しかし、民主党もこの震災以後、その無策によって国民を殺し続けている。自殺者や病死者など数で言えば、すでに民主党の方がはるかに上回っているのだ。この点につき、、民主党は権力という名のテロを起こしているとさえいえる。

その上、会見後、すぐにその言葉の意図は違ったと翻し、詭弁を用いるのは菅首相以下閣僚も上祐氏とそっくりである。松本復興大臣もその例に漏れずに暴力団のごとき恫喝をしておきながら、屁理屈でごまかそうとしたのが今回の一件だ。「ああ言えば上祐」再びとでもいうべき会見が多いのは、民主党がオウム真理教とそっくりの団体だからなのかもしれない。