もんじゃ焼きと富士宮やきそば…そして今年初冷房

一昨夕は、大阪市北区堂島浜にある亡き妻の元勤務先へ所用があり出向いた。

職業柄、都心部へは余り出掛けないので（テレビ局や新聞社の仕事の経験はあるが…出演だとか、取材でもなくそこで使用する機械や機器の関係）、亡き妻の葬儀に多忙の合間に店を抜け出してお越し下さった店長さん達へこういう機会を利用して御礼を申し上げる為に店舗へ伺って飲食している…言わば、巡礼の旅かな。

今日はどこへ行くかと考えながら、北新地（いわゆる高級ナイトクラブだとが立ち並ぶ飲食街…住所でいうと曽根崎新地だが、大阪人は何故か北新地と呼ぶ…数年前に尼崎で脱線大事故を起こしたＪＲ東西線（事故発生は福知山線区間で、東へは東西線、学研都市線〔片町線〕と続く）の駅名も北新地…ＪＲ東海道線大阪駅や各鉄道会社や大阪市交通局地下鉄の梅田駅に近い…因みに、梅田周辺をキタ、難波周辺をミナミと呼ぶ）へ徒歩で向かう。

とりあえず、高校のハンドボール部のＯＢ会で過去に使ったことがある店舗に行くことにした。念の為に…ナイトクラブではなく、和食の店ですよ

不況もあり、震災もあり、客足はもうひとつかなと思いきや（私は営業開始時刻の17時過ぎに入店した）、みるみるうちに広い店内は満席に近い状況になり、店長さんともあまり会話が出来なかった。

独りでは何だから、キタに近い場所で会社を経営している高校のハンドボール部の先輩が二人いるので連絡すると一人は客先で会議中、もう一人は退社して地域の活動で会議中だが２時間後に体が空くから近くに来てくれとの返事。

刺身の盛り合わせ、天ぷら、豚の角煮などを食べた北新地の店をあとにして、タクシーで指示された辺りに行き、無事に合流。

まず中華料理。次にもんじゃ焼き（画像・上…半分以上、食べちゃった）。

大阪人にすれば、お好み焼きと比較すると中途半端な食べ物なのか、食い道楽の浪花と言えども、もんじゃ焼きの店は多くない…。

もうひとつは、何だっけ…タコの何とか…。

最後に、バーに行き、女性バーテンダーにアルコール抜きのカクテルを作ってもらった。店内の水槽に１５０万はすると言う、アロアナが泳いでいた。

そんなつもりで連絡したのではないが…あに図らんや、全て先輩のご馳走になってしまった

午前零時前に帰宅したら、蒸し暑くてたまらなかった。湿度計を見ると約８０％、温度計は３０℃（違う場所に置いてある物は２８℃）を越えていた。

６時間近く冷房の効いた場所いたからか、風がないからか（自宅は高層階なので窓さえ開けていたら冷房なしでも何とか暮らせる…但し、強風に注意しないと室内の重量の軽いものは吹っ飛ぶ）。

エアデールたちも『ハーハー』と暑そうに呼吸している。私も下着姿なのに汗がダラダラ。これじゃ寝られないなと思ったのでエアコンの冷房ボタンを押した。今年初めての冷房（自宅）だった。

この日以降、急に真夏のようになってしまった。東北は豪雨で気の毒だが、群馬や埼玉では４０℃前後の猛暑らしい（直射日光下では４３℃）。

知人が、『富士宮やきそば』を数日前に送って下さったのだが、そんなこんなで作って食べられなかったのだが、今夕やっと…。

近くのスーパーでも、『富士宮やきそば』をおいているが、食べたことがなかった。

いわゆる『やきそば』の麺は、たまご麺だが、『富士宮やきそば』の麺はどうやら卵は使われていないらしい。

説明書によると…戦後の食糧難から、戦地で食したビーフンを試みた過程で出来た。

なるほど、水分が少なくゴワゴワしている…ビーフンよりコシがある。

焼く時に、水を注いで（水量を調節）好みの硬さに出来るらしい。

独りなので、カット野菜やシーフードミックスをスーパーで買い（牛肉も…ワンコたちのフードのトッピング兼用）、フライパンで調理した。

麺とソース、肉かす（豚の背油を絞って残ったもの…天かすかなと思っていたらちょっと違った『やきそばの友』と呼ぶらしい）、削り粉がセットになっている。

削り粉をふりかけるのを忘れていたのを食べていて思い出した。

付属のソースで味付けしたのだが、削り粉をふりかけたら、突然その味がマイルドになり、食が進むと言うか、どんどん喉を通過するようになった…食べ切れないかなと思いながら、麺は２玉使った。削り粉恐るべし

う〜ん。普通のやきそばより、富士宮やきそばの麺は硬いので個人的には『富士宮やきそば』がいいかな。

別の物だと言う感じ。冷麺（冷し中華）と韓国の冷麺の違い以上かな