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2011年06月14日00:21

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「お父さん。明日のアルト・リコーダーのテスト。どこを重点的に練習すればいいかな。」

「ソラシ」と
「シラソ」だけ、やっとけ。
先生が見るポイントはそこだ。そこしか見ない。
そこだけやれてりゃ、「3」獲れる。





…ところで、曲、何 ?

ギャフン。
…「エーデルワイス」やて。
いやん。また難易度高いものを。
(テンポゆるいのだけが救い)

「ソラシ」も
「シラソ」も
ありまくりやがな。

ところで最近の子は、9thの音、らくらく取れるものなの。
(「ドミソ」の和声に載せて「レ」の音を出すこと。) (「エーデルワイス」の出だしは「ミーソ、(高い) レー」。)
あ。歌のテストじゃないのね。





て、そんなことよりもっと我が娘に不利な条件が。

一人で吹くのではなく先生のピアノ伴奏と共に !!
一人で吹くのではなくクラスメイトとペアとなって高音部・低音部に分かれて吹く !!

こ、これはハードル高ッ !!!

自分のペースで自分のテンポでやらせてもらえない !!
これは大多数の生徒にとっても大問題。
ハズしてもモタついてもとにかくテンポだけは死守して誤魔化してでもリズムキープで進む。
これができる人はまれ。
リズム第一に思うのは音楽家だけでして、
たいがいは本能で、間違えたらやり直すし、
難しい箇所はゆっくりになるし、
リズムを気にするのはむしろいちばん最後なんです。
で、遅れてでもミスしてでも順々に演奏する。
一小節分遅れたからといってスッ飛ばして一小節先から入る、
なんてことしないし、そもそもできやせん。

これは、普通の生徒にとっては、「サドンデス」ではないですか。
どこまでつっかえずに吹けるかだけで、ほぼ勝敗が決まる。
いったんリタイアしたら、まあ戻れない。
大縄跳びのようにタイミングを見計らって途中からでもまた入る。んなスキルは大抵、ないでしょう。
またそういう訓練を授業ではやらない。
やらないのにその形式でテストなんですね。

(伴奏があったほうがやりやすいのは、ある程度ススんだ生徒さんの場合です。)
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