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2011年05月27日05:58

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芝居『堕落美人』

http://www.red-theater.net/article/13966989.html


昨日は朝から興奮しっぱなし。なにせ生で観劇はもうすぐ14歳になるMaki末娘がお腹に入っていた時が最後。友人が演出補していたので知らせを受けて行ったっけ。堤真一さん(その頃はまだTVにほとんど出てなかった)と石橋蓮司さんの二人芝居だった。

それから実に14年以上たって再びの観劇。

きっかけもまったくの偶然。手話を地域サークルで学習し始めた。そこにある日若い女性が一人参加。女優さんで今度やる役が聾の女の子。その話をきいて昔の事を思い出し即その場で観劇の案内をしていただくことに。

以下パンフレットから

『殺人容疑で全国指名手配をかけられた、ひとりの女。
男から男へ、日本中を渡り歩き。逃亡生活5465日。
広島のとある終着駅、田舎町に佇む小さなすなっくを舞台に、
執拗に追い続けた刑事が最期に見た、女の抱く光と陰とはーーーーー

美容整形逃亡犯・福田和子をモチーフに、
殺人罪の時効が15年だった頃の、罪深き女の業を描く。』

脚本演出の竹重洋平さんがパンフレットの中で

『近年の厳罰化の流れがあるからこそ、時効成立寸前で捕まった福田和子の逃亡劇などが希少な事件としおて記憶に蘇り、』と述べられてた。

舞台では速水節子という逃亡犯を追い続けた刑事 貢がされた男たち 彼女の生みの母親 彼女を雇いかわいがった しかし、最後には警察に通報したスナックのママさん 彼女が唯一素直になって接した聾の女の子 15年会っていなかった実の娘 などなど 彼女とかかわってしまった人間の心情を丁寧に描いていた。

主役はもちろん速水節子だが彼女を通して人生が変わってしまった周囲の人間の存在が「もしも自分だったら・・・」と思ってしまう舞台だった。


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