わくさん

いわずと知れた映画『踊る大走査線』一昨日シリーズ1　昨日シリーズ2とＣＡＴＶで放映されてたのを観た。画面は小さくてもＣＭ抜きだから楽しめた。いったい何回観たかわからないほど観てるけど、今回はちょっと感慨深く観た。

主役はもちろん青島くんだけど、ただの娯楽映画を人情味溢れるものにしているのはいかりや長介さんが毎回ぼそぼそとつぶやく何気ない言葉があるからだな　と思った。

Ｍａｋｉ世代には懐かしい『8時だよ全員集合』のドリフターズ。その後数多くのドラマ映画に出演されそのどこででもいい味出していた。

映画以外で彼を最後に観たドラマは　題名は忘れたが　何百年前からうらみをかかえたまま生き続ける蝶の化身が恋してた女性の子孫を次々ミイラにして（永久に美しいままのミイラだったかな）しまう事件。その真相を引退後も追う刑事の役だったと思う。

その時もう具合が相当悪かったようで台詞もまともに聞き取れないくらいの声しか出ず、こんな状態のいかりやさんを出演させていいのか？とドラマの筋より気になってずっと観てた。

後で聞いた話だが『8時だよ全員集合』は公開生放送ということもありコントの練習に膨大な時間をかけていたという。納得いく『演技』が出来るまでトコトン練習繰り返すのだろう。

きっとそういう精神がドラマや映画にも生かされているから、ちょっとした役のちょっとした台詞でも重みがあるのかもしれない。

映画『踊る大走査線』シリーズ3　ＴＶで観られることはわかってるけど　和久さんいないんだよね。ちょっと観るのがためらわれる。