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2011年05月25日05:18

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下町情緒

午前中の大雨で散歩気分は萎えていた。天気予報は午後晴れるというけど だからといって暗い空を見上げてると にわかには信じ難い。

そんな気分の時にメールが。

小田原の方面に住んでる友人が「新宿界隈に用事があり13時には終わり午後は時間があるから蕎麦でも」とメールを送ってきた。

なんていいタイミングでメールをくれるんだろう。約束の時間は13時だけれど そそくさと出かける用意をして待ち合わせの代々木上原まで先に行き街探索をすることにした。

以前高校の同期の友人に誘われて行った代々木上原だけどその時はギリギリに行き次の用事ギリギリまでずっとおしゃべりしていたから街を歩くことはなかった。でも、会った店までの道を歩きながら雰囲気を少し味わってゆっくり着てみたいと思っていた。

駅周辺は坂が多い。自転車も通れないんじゃないかと思うほどの狭い路地が何本もある。路地を挟んで建つ民家は玄関前に小さな石造りの水槽?を置いてある。まだ窪みのない石も置いてある。もしかして雨水を樋から受けて自然に開いた窪みに水がたまっているのかな?

時代劇小説が好きで特に平岩弓枝さんの『御宿かわせみ』はシリーズ物でまだ続いているのだが、図書館で借りては読んでいる。昔読んだものを何回も読み返して筋は覚えているのだが、出てくる街の様子やその時代の暮らしぶりの描写が好きなので飽きない。(一応推理物なんだけどね)

その小説に出てきそうな街の雰囲気を残している路地を歩き回るのは楽しい。

約束の時間になって連れて行っていただいた蕎麦屋さん『山せみ』
『今日の蕎麦打ち職人』と札がかかっていてちゃんと名前を入れてある。
ノンベイ同士なので昼時他のお客さんは定食などを食べていらっしゃるのに二人して蕎麦焼酎に今出来るつまみを頼んで乾杯。(中に蕎麦の実が入っていておしゃれ)

東北支援の日本酒という貼紙があったのでそれも。3種類呑んだが すべて鉄瓶に入った冷酒。毎回出てくるグラスも全部違う。

ラストオーダーです と言われるまでずっと呑んでいた。昼で一度お店を閉めるのが3時。その時になって初めて蕎麦定食を頼んだ。Makiは鴨蕎麦。(うっかり写真を忘れてしまった。残念)

友人の頼んだ蕎麦はなんだったか忘れたが違う定食。蕎麦粉の割合が違うのか色も太さも違う。

デザートかかやくご飯か選べるの。デザートのそばがきを食べた。

情緒溢れる街に美味しい蕎麦。歩いた時間は短いけれど心地よい疲れとほろ酔い気分 お腹は満足。極楽極楽。
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