http://www.crossing-movie.jp/
朝起きると同時にちょうど始まった映画。たった今終了。画面にはエンドロールが流れている。
話の筋自体は特に目新しいものはないけれど、それほど劇的な場面が多くない分 静かな気持ちで南北朝鮮の離散家族 脱北者の現状 北に残された家族の過酷な生活 などなど思いをはせ感慨深い。
ニュース映像でも記憶に新しい中国国内ドイツ大使館に脱北者が押しかける場面が再現されていたので妙に生々しかった。
日本の現状が過酷である今でさえ少なくとも物資が届かない時期があったとしても物がないわけではない。放射線の恐怖はある。けれど、適切な医療を受けることが出来る。貧困も存在するが、救いの手もある。
大国の代理で戦争をし、大国の都合で38℃線で分断されてしまった一つの国。同じ言葉 文化でありながら今ではまったく別の国。
海一つ隔てた隣の国では今いったい何が起こっているのだろうか?
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