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2011年05月11日20:00

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マチ★アソビvol.6(2日目) その3

○13:00〜 ゴンゾ参戦!にゃんぱいあが徳島上陸にゃ!さらに新たな刺客が登場するにゃ! (in 新町橋東公園)

この夏放送開始の「にゃんぱいあ」のPV映像に続き、
GONZOの尾畑さん(以下・畑)と杉浦さん(以下・杉)がステージに登場し、
早速「にゃんぱいあ」について紹介。

尾「GONZOらしくないですよね。
過去のGONZOとはまったく違ったテイストの。」

杉「なんでGONZOでこういうキャラものをやることになったかというと、
GONZOは大作感のある会社だなー、というイメージがあって
みんなが愛してくれるキャラを作らないと
みんな愛してくれないのかな、と思いまして。

1回目のアフレコはもう終わりまして。
4人のキャストさんがすごく気合いを入れてくれて。
こういう場だから言っていいと思いますが、
アフレコの途中で福山(潤)さんがアクセルワンに行っちゃって、
『別の事務所はあっちへ行けー。』とやられちゃって。(笑)

基本的には猫4匹の天然なキャラで、
猫4匹は全員オスでその4人が惚れてしまうまさむにゃというキャラがいて。」

尾「そっち系の話ですか!?」(笑)

杉「4匹の猫がじゃれあうという話なので、
笑える話になってると思います。」


と、ここで強風で「にゃんぱいあ」の看板が倒れる。


杉「なんか不吉な、、、。
それでは『にゃんぱいあ』よろしく、ということで。」

尾「今日はGONZOの歴史というのをちょっと紐解いていこうかと思いまして。」


手作り感溢れる「華麗なGONZOの歴史」が登場。

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尾「黎明期、成長期、全盛期、停滞期(!!)、新生期、、、、、、。」


と、ここでGONZOの歴史を知るプロデューサーの小島勉さん(以下・小)が登場。


小「これから話すことは、『都市伝説』として持って帰っていただければと。
最初はクリエイターたちが集まって高田馬場で作り始めます。」

尾「GAINAXを抜けたメンバーが作り始めます。
すごいメンバーですよね。」

杉「今はもう誰もいないですけどね。(笑)」

小「村濱章司さんが立ち上げた、ということから始まりました。
当時、『青の6号』というOVAを作りまして、
ディジメーションという会社と、
僕らが合併すればもっといいものができるのではないか、と合併します。」

尾「仲が悪いという噂を聞くんですが。」

小「この頃はいいほうです。(笑)
新しいものをつくるということで、団結力は強まっていきました。

そして、『成長期』。
そろそろ僕らは、そろそろできるんじゃないかと新宿に引っ越します。
だんだんGONZOの名が世間に知られるようになっていきました。
『フルメタル・パニック!』『最終兵器彼女』『カレイドスター』
『戦闘妖精雪風』『LAST EXILE』などですね。
ただ、褒める人もいれば褒めない人もいまして、、、。
ちょうどこの頃から2ちゃんねるというものができました。
みなさん、たくさんのスレッドを立ててくださってありがとうございます。(笑)

週5〜6本テレビシリーズを抱えていたことを考えたら、
基本的にはここが今までの歴史の中の全盛期ということになります。

ここから練馬の1つのビルにまとまろう、という話になって
プロデューサーや監督の色が出るようになりました。
『巌窟王』『GANTZ』『ぼくらの』『ロミオ×ジュリエット』
『ストライクウィッチーズ』『咲―Saki−』などです。」

尾「こっからがメインですよね。」(笑)


『練馬の乱』


小「僕の中で一番やわらかい言い方をすると、
たくさんの人が力をつけてきて、はばたいてみたい、という
、、、、、、なんでしょうね。
いわゆる戦国時代のような状況になりました。(笑)

実はこの『練馬の乱』を機に
GONZOという会社は9つの会社に分かれます。(大爆笑!!)

尾「みなさん大活躍されているということで。」

小「新しいところで切り開こうという流れと、
荒地になったGONZOという土地を建て直そうというメンバーに分かれます。

ここから荻窪に事務所が移ります。

ここで設立者の村濱章司さんが会社を離れるという事件が起こりまして。」


尾「いわゆる『ブログで辞めた発表事件』ですね。」

小「ラムダフィルムの中では魂が震えているんだなー、と。(笑)」

尾「それでは今日はその荻窪組が来ている、と。」

小「くれぐれも『都市伝説』として伝えてください。」




引き続き、GONZOの新作アニメのPV上映。

KEI × GONZO 完全オリジナルアニメーション 『こぴはん』

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「こぴはん」栂山あさぎ役の松嵜麗さん(以下・松)とプロデューサーの大貫さん(以下・大)
が登場。
(※後から知ったけどこの大貫さん、
あのPCエンジン最大の問題児「インターチャネル」の最後の生き残りの方だそうです。
そんな「いろんな意味で」凄い方だったのか!!
「あの」インターチャネルだけに、某Tプロデューサーの抜けた後の後始末
がどれだけ大変だったか、と思わず想像してしまいます、、、。)


「こぴはん」というタイトルの意味について。

大「なんだと思います?」

松「えー!! コピーハンバーガーの略?」

大「さっき徳島バーガーを食べましたからね。」

松「おいしかったです。」

大「これはネタバレになってしまうんです。

KEIさんがアニメーションを作るのは初めてですからね。

23年後の物語。
23年後、どうなってると思います?」

松「どうでしょうねー。わかんないですよ。」

大「たぶん、23年くらいじゃ車って空を飛ばないと思うんですよね。
今ある綺麗な建物もそんなに変わってないと思う。
でも、何かが変わってると思う。
そんなところがストーリー?」

尾「ほぼストーリーになってないんですが。

これ、テレビ?OVA?」

大「なにがいいですか?」

尾「それも決まってない。」


ここで、強風でテーブルの上にあったにゃんぱいあのぬいぐるみが落ちる。


尾「また不吉な。」

大「キャラクターが9人いますけど、松嵜さんが演じる栂山あさぎ『も』主役。」

松「『が』主役?」

大「『も』主役。全員が主役級ということで。
何も決まってないわけじゃないんですよ。
でもすごく言いづらい。
きっとGONZOさんが、、、。」


「やっと俺の出番だ!!」

GONZOの鷹木さん(以下・鷹)が登場。

鷹「今、作っています。
KEIさんのキャラクターが魅力的なので。
ただ、今『LAST EXILE』という重い作品がありまして、
そっちに力を入れている。(笑)
でも、楽しんで作っているのはこっち。(笑)

まだアニメ一切できてないのに商品だけできています。」


杉浦さんがスーツを脱ぐと、「こぴはん」Tシャツが登場。


鷹「この後、GONZOブースで限定販売します。
テレカとセットで大変お得。
3500円。
高いかどうかはMOVICさんに言ってください。」

尾「いるんじゃないですか?(笑)
これは、ここで初出しの情報?」

鷹「そうです。」

(観客「おーーー!!」)

尾「すごいさらっと言いましたけど。

9社独立しましたよね。
それ、主人公9人いますよね。(笑)」


鷹「フッズさんはおっぱいが得意ですし、5組さんはパンツが得意。
そういった感じで各社のウリを生かしてもらうのもいいかもしれません。」

杉「みんな元はGONZOですからね。」

尾「できたらすごいですよね。」

鷹「みなさんが受けてくれたら。
考えてみます。」




GONZOさんの参戦で、ますます可能性が広がった感のある「マチ★アソビ」。

先ほど会見で県知事が
「今まで発表の場は東京ばかりだったが、今度からは徳島でも」
と意気込みを語られていたのですが、その直後に
さっそくGONZOさんが新作の情報解禁を東京ではなく、
この徳島の「マチ★アソビ」で行われたということは、大きい出来事だと思います。

なんだかんだで、これまでの「マチ★アソビ」では
まだ、新作情報の初出しが行われる、という段階には到れていなかったので。

そして、なんといっても、
GONZOさんの歴史についての生々しいトークが「スリリング」で楽しかったです(笑)。


↓イベント後、さっそくGONZOブースでは
情報解禁されたばかりの「こぴはん」のボードが展示されました。
「こぴはん」ボードの右横にちょこっと見切れている人は松嵜麗さん(爆)。
「こぴはん」Tシャツを着て、リアル売り子をされていました。
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↓GIGAZINEさんによる写真つきのきちんとしたレポ
http://gigazine.net/news/20110504_gonzo_chronicle_machiasobi6/

http://gigazine.net/news/20110504_copihan_machiasobi6/






○13:30〜 新海誠監督「星を追う子ども」を語る。(in 新町橋東公園)

「ほしのこえ」「雲の向こう、約束の場所」「秒速5センチメートル」の
新海誠監督によるトークショー。

まずは「星を追う子ども」の予告編を上映。

予想通り、金元寿子さんの声と新海監督の映像は相性がよかったです。

「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」のカナタの演技にときめいた方は必見!!


新海誠監督(以下・新)
「僕、10年前に『ほしのこえ』を最初自主制作で作ったので、
自分の好きなことしかできなかったんですよ。
それを自分なりに突き詰めて行って作ったのが『秒速5センチメートル』だったのですが、
『秒速5センチメートル』という作品は、
今思えば、特に何か大きな出来事が起こる作品ではなくて
毎日変わらない日常があるけど、それでも少しずつ前に進んでいく、という
4年前はそういう気持ちだったんですけど
今は気持ちが少し変わって、
今回は日常が失われて、小さな女の子が何かを見つけて
元のところに戻ってくるというお話になったんですよ。

『秒速5センチメートル』の後、外務省のワークショップで中東へアニメ教えに行った際、
『秒速5センチメートル』を上映したんですけど、
みんな喜んではくれたんですけど、日本と全然文化や生活のシステムが違う中、
上映中に楽しんでくれてるのかな、という居心地の悪さがあったんですよ。
それで、予備知識無しでも2時間楽しんでくれる普遍的なものにしようとして、
それならば冒険ものにしようと思いました。

本作で地下世界の名前として登場する『アガルタ』はチベットにある伝説で
小学生の時に、ある児童文学で知ったんですけど、
中学生の男の子がピラミッドパワーに導かれて地下に行くという話だったんですよ。
未知のことだらけだったんですよね。
でも、作者の方が癌で亡くなられ、未完だったんですよ。
子供向けの作品なので、別の作者によって続きが書かれたんですけど、
結末を読んで、
やっぱりこれは作者が書きたいと思っていたラストと違うんじゃないかと思って
いつ自分なりの結末を書きたいと思っていて、
自分なりの小学校・中学校時代の宿題を終わらせた、というのが今回の作品です。

絵に関しては、聞いた話では、ちょっとジブリっぽいよね、って言われて。(笑)
僕もそう思っているんですけど、
ジブリの絵は日本のアニメーションが脈々と受け継いできた普遍的な絵だと思うんですよ。
絵には流行りや廃りはあるけど、
今、他が廃れちゃってジブリしか残ってないけど、
多くの人に観てもらいたいので、絵柄も人が入りやすいように
普遍的な絵にしたいなと思ってこういう絵にしました。」


(「マチ★アソビ」のために用意した「星を追う子ども」の5分間PVの上映)




(声優さんについて)

新「(モリサキ役の)井上和彦さんはすごく有名な方で上手な方なんですけど、
井上さんなら間違いなくやっていただけるだろうと
絵コンテをやっている段階で思っていました。

アスナも複雑なキャラクターでして、
彼女はまだ自分が何をやっているか分からない女の子なんですよね。
結構ハキハキして、活動的な女の子なんですけど、
体は動かすんだけど、その果てで、ああ、あれはこういう気持ちだったんだ、と気づくような。
自分が何をやっているのか分からないけど、強く求めているという切実さを出していきたいし、
オーディションテープを聴いた中で、一番印象的だったのが金元寿子さんで、
本人にお会いして、当時はまだ新人で、
『これから「イカ娘」というアニメが始まるんですよ。』
とお話されていて、
『どういうアニメなんですか。』と聞くと、
『語尾に「ゲソ」とかつけるんですよ。』
と説明されて、
『いろんなアニメがありますね。』
と言ったんですけど、
実際観てみると、オンエアの日に仕事場から走って帰るくらいファンになってしまって。(笑)

(金元寿子さんのメッセージVTRの上映。)


シュン役の入野自由さんは「秒速5センチメートル」のファンです、と言ってくださって
本当かな、と思っているんですが。(笑)」




(主題歌について)
新「ニコニコ動画でMAD動画というのがあって
『この熊木杏里さんの歌と新海さんの映像を組み合わせた映像がいいですよ。』
とファンの方が言ってくださって。(笑)

それで実際観てみるといい歌で、アルバムをiTunesで買っちゃうくらいだったんですけど、
熊木さんも全く同じ理由で僕の作品を知ってくださっていたみたいで。(笑)」




(質問コーナー)

Q監督は遠距離恋愛についてトラウマみたいなものがあるのではないのか?(笑)


新「僕はトラウマはないですよ。
したことないわけじゃないんですけど、
遠距離みたいな気持ちが全然近づかないお付き合いはさせていただいたことはあります。
『秒速5センチメートル』の中にも
『1000回もメールをやりとりして、たぶん心は1センチくらいしか近づけませんでした。』
というセリフがありましたけど,
人と人との関係って、なかなか対等にはならないじゃないですか。
でも、そういう釣り合わない気持ちってドラマティックな感じがあるので
それをテーマにして作品にしてきました。」




Qアクションシーンで参考にした作品はありますか?

新「『無限の住人』や『るろうに剣心』を参考にしました。」




Q「星を追う子ども」というタイトルの意味は?

新「最初は『さよならの旅』というタイトルだったのですが
見えているけど手に届かないものを追う登場人物たちのお話だから、こういうタイトルにしました。」



最後は、「星を追う子ども」ポスターと「秒速5センチメートル」コミックス2巻をかけての
ジャンケン大会。


新海監督、見事に作品から受ける印象そのままの
優しい人柄が感じられる方でした。

トークイベントの前後には、コミックスウェーブブースで
飛行機の時間ぎりぎりまでサイン会が行われていました。
私も並ぼうかと思ったのですが、本当に長蛇の列だったので
他のイベントとの兼ね合いで諦めました><

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↓GIGAZINEさんによる写真つきのきちんとしたレポ
http://gigazine.net/news/20110506_makoto_shinkai_talk_machiasobi6/





○14:30〜 つきねこ トーク&ライブ(in 新町橋東公園)

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「マチ★アソビ」vol.1でデビューし、
以来、全ての「マチ★アソビ」に出演し続けている声優ユニット「つきねこ」。
「マチ★アソビ」といえば「つきねこ」というくらい
参加者に親しまれているユニットですが、
私はこれまでニアミスが続いていて、
今回3度目の参加で初めてライブを観ることができました。



ライブ前にはマウスプロモーションの納谷僚介副社長が登場し、
自らライブ用の「つきねこ」タオルの実演販売!!

さらにはCDまで売りつけようという商魂たくましさ(笑)。


そして、まずは
森谷里美さんと「似て非なる存在」のM.TOMMYさんが
ボーカルをつとめるバンド「Water Rat Back」
が3曲披露。



M.TOMMYさん(森谷里美さん?)
「徳島のみんな、盛り上がってますかー!!
楽しんでますかー!!」


そして、続いて市来光弘さん&越田直樹さんが登場。

「それでは聴いてください。『Monday Morning』。」


前回のKalafinaの時も感じましたが
川岸でのライブは熱くとも涼しげで気持ちがいいんです。




引き続き、五十嵐裕美さんの登場。

五十嵐裕美さん(以下・五)
「では聴いてください。『ハートの予感』です。」


麦わら帽子にスカートの夏らしい衣装で登場し、楽しく歌われていました。


五「続きましては、越田くんお願いしまーす。」


越田直樹さん(以下・越)登場。


越「雑だなー、お前。(笑)

では。聴いてください。『LIGHT―G』。」


「それ行くぞ!!」と会場を一周して観客とハイタッチしてまわる越田さん。

五「ありがとうー!!

ありがとうございます。
五歳年をとった、今ので。

次はみなさんのアイドルなんですが、
みなさんが呼ばないと出てきません。
現金な女なので。
それではみんなで呼びましょう。

アクサース!!」


阿久津加菜さん、ビデオカメラを持って会場風景を撮影しながら
ハイテンションに登場。

阿久津加菜さん(以下・阿)
「みなさん、一緒に盛り上がって行きましょう。
『LOVE MUSIC』!!」

はじけるような笑顔が鮮烈でした!!


阿「お、みんな下りて来たね。」

TOMMYさん、、ではなくて森谷里美さんと、五十嵐裕美さんが再登場し、
つきねこ曰く「徳島のテーマソング」の
『Refrain−call your dream−』
をハイテンションで熱唱!!




CDで聴いた時から、「マチ★アソビ」で聴いたらきっと盛り上がるだろうな、
と思っていた曲だったので興奮も最高潮に!!
予想通り、体が勝手に盛り上がる!!
「マチ★アソビ」はこうでなくっちゃ!!!

そして、やっぱり客席との距離が近すぎる!!
本当にすぐ目の前で、ハイテンション歌われるつきねこの皆さんの姿にドキドキしました。


(アンコール)

阿「アンコールっつったら、あの曲だよね。
じゃあ、あの曲行きますか。

『MaTaGi』!!」

阿「かーらーのー。」

再び『Refrain−call your dream−』をアンコール演奏。
つい先ほどの興奮が、早くもリフレイン!!

こうして、大きな興奮を残してライブは終了。

初「つきねこ」ライブでしたが、めいっぱい楽しめました!!

その後、つきねこの皆さんはダイスネットワークスブースで、
サイン会やトークイベントなどを末永く繰り広げられていました。

こんなにファンとゼロ距離な声優ユニットは他にないでしょう。

今はまだ、徳島の御当地ユニットという感じですが、
そういうもの自体、声優業界初なのでは、という気がします。

ドラマCDを聴いた感じでは、皆さん魅力的な演技をされている方なので
いち声優ファンとしても応援しています。

これからも、出来る限り「つきねこ」イベントにも参加していきたいです。

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(つづく)
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